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光化門広場の李舜臣銅像の前で「金正日に命じる!直ちに統営(忠武)の娘を返せ!」と書かれた大型横断幕が掲げられた。この横断幕の前に集まった救出運動の参加団体の代浮轤ヘ「金正日は、統営・忠武の娘を返せ」と声を高めた。

「百万はがき」運動側は、19日から統営でスタートする「統営の娘申淑子(シン・スクジャ)母娘の救出のための1700里徒歩国土大長征ソウル出発式」を開いた。

チェ・ホンジェ百万はがき実務代表は、出発式の決議文で「今回の国土大長征は、申淑子母娘の解放への国民の願いを集める烏鵲橋となり、残りの517人の拉致被害者を救出する信号弾になるだろう」と述べ、市民に向かって24回のお辞儀を行った。申淑子母娘が送っている苦難の24年を記憶して欲しいという意味である。

「李舜臣の愛国心を見て育った彼女は、呉吉男(オ・ギルナム)博士を救い出し自らは死の淵で犠牲にしている。今回の遠征の目的は、李舜臣将軍の愛国心を見て育った母娘を必ず救出しようと約束するためだ」と打ち明けた。

出征式に参加したイ・ジュヨン建国大名誉教授は、「我々が申淑子母娘を救出する事が出来るようになったら、他の拉致被害者も取り返せるだろう」と参加者を激励した。

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今回の国土大長征は19日に慶尚南道統営を出発し、23日間に渡って馬山(マサン)、釜山(プサン)、大邱(テグ)、大田(テジョン)、ソウルなどの24都市を歩く予定。