「私は金正恩同志が党と人民のために献身している姿を見るたびに、感嘆を禁じ得ません。党と人民に対する金正恩同志の忠実性と献身的な奉仕の精神を学ぶ必要があります」
金正日は、後継者金正恩の軍に対するリーダーシップの確保に向け、金正恩への高い忠実性を発揮しなければならないと強調している。
デイリーNKが10日に入手した内部資料によると、金正日は金正恩の自身への忠実性を高く評価し、全軍成員がこれを見習わなければならないと強調した。
金正日は「軍の政治活動家総会指導・キム大将の軍指導地盤を作るための事業に、全ての忠誠心を示す事について」というタイトルの文書で、「人民軍の指揮成員は、金正恩同志によく従い、人民軍隊を政治思想的に強化しなければならない」と強調した。北朝鮮の文章資料では、金正日の語録を「お言葉」という形で使用している。
今回の発言は、金正恩が軍を早期に掌握する事に心血を注いでいる一連の動きと一致する。これは依然として金正恩の軍への指導力が不足している事を示している。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、具体的な指示として「キム大将同志の軍領導基盤のための政治活動を上手く行わなければならない。高い忠実性と軍の気風を立てなければならない。命令を徹底的に執行する気風を育てなければならない」と述べた。
特に注目すべき点は、金正恩の否定的な堰i年齢や経験が少ない)の奄?モ識したように、「怠惰と安逸を排撃し、下らない流言を広めてはならない」と強調している。
これ以外にも、兵士が一般住民の財産を侵害する現象も警告した。金正日は軍・民関係が損なわれるのを防ぐために「人民が生産した農作物を侵害している現象を決定的になくさなければならないでしょう」と述べた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また「非社会主義現象をなくすための闘いを、軍人とその家族らも行わなければならない。軍人と家族も社会で人々と接触し、悪い影響を受ける事があり得るからだ」と書かかれている。
「強盛大国建設では農業戦線が主な戦線であるだけに、頑張って作った農作物を正確に回収し、国家に捧げなければならない」と強調した。