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今年、北朝鮮政府が核廃棄合意をに至り、国際社会と融和的な関係を結んでいることと異なり、内部的には市場統制や大々的な検閲を通して、体制の取り締まりをより強化しているという主張が垂オ立てられた。

対北朝鮮援助団体「良き友」は、26日午後、ソウル・ぺジェ学術支援センターで 、‘2006~2007 北朝鮮社会の変化と人権’を主題に、北朝鮮の人権報告会で以下のように明らかにした。

法輪理事長は、「北朝鮮の住民たちは朝鮮半島に渡来している解氷ムードとは全く関係なく、まだ陰の中では苦痛を経験している」と言い、 「北朝鮮の住民たちが経験している暴力と暴圧などは、その前と比べても過去2年間、一つも改善されたところがない」と述べた。

また、「北朝鮮の食糧難は、大量餓死初期の増税に劣らなく悪い状態にある」とし、「生存のための住民たちの動きがとても積極的に変わったが、北朝鮮政府は、市場拡大を取り締まるなど、社会秩序を図るために、取り締まりをもっと強化している」と説明した。

「しかし、少なくともこの問題は、北朝鮮の住民たちの集団的な抵抗を招き、人々が自分たちの力によって、自分の生活を少しでも改善していこうという点で、ものすごい変化の種類が見られる」と強調した。

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報告書は特に、住民たちの自生的な経済活動が広がりながら、北朝鮮政府との摩擦が増えていると説明した。

良き友のノ・オクチェ事務局長は、 「北朝鮮の公式経済がまひした状態で、現在それでも経済が回るということは、商売と段々畑農業に集約されることができる住民たちの自生的な努力だけ」と言い、「しかし、このような経済活動は、政治的自由権と密接な係わり合いを持っているので、政府と住民たちの間の葛藤関係が形成されている」と説明した。

特に、「市場の運営時間と商売する年齢を制限する市場運営統制や、中古服商売禁止、個人雇用禁止などの措置を、連日行っているなど、北朝鮮政府の取り締まりは今年に入ってもっと拡がっている」といい、「政府の指針とこれを破る住民たちの間に噛んで噛まれる生存ゲームは、依然として進行中”と指摘した。

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良き友のイ・スンヨン平和人権部長は、「国による検閲(検査)はたびたび行われてきたが、今年のような度の強い検閲は以前には見られなかった」と述べ、「このような統制と処罰の中で、住民たちは身体の自由と思想の自由を全て剥奪されながら生きている」語った。

また、「2000年に入ってしばらく減っていた公開処刑がまた頻繁になっている」として、「特に企業所や外貨稼ぎ事業所での検閲で、不正行為が認められた人には、とても残酷な形で公開処刑を執行しており、2007年10月、平安南道順川では、15万人の住民たちと幹部たちを集めて、90発もの弾丸を撃ち込む公開処刑があった」と説明した。

良き友は、報告書を作成するまで、「2006年から2007年まで、良き友の北朝鮮研究所で発行する‘今日の北朝鮮ニュース’を通して収集された資料を、一次的に使った」とし、 「期間中、北朝鮮で起きた各種事件と事故、住民たちの日常的な生の姿を土台に、北朝鮮政府が各種の指針と検閲、取り締まりを通じてうかがえる、生の現実を資料にした」と明らかにした。

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この日発表した北朝鮮人権報告では、 ▲食糧権 ▲生計活動権 ▲保健権 ▲思想の自由権 ▲身体の自由権 ▲女性権 ▲児童権など、5種類の分野にわけて、北朝鮮の人権侵害の状況を具体的に述べている。