人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

人民武力部が各軍部隊の栄養実態検閲を行うと奄ウれ、市場で大豆価格が上昇し、 北朝鮮住民の生活が一層厳しくなると思われる。人民武力部が検閲を行うとの奄ノよって、各部隊は備蓄量の確保に向け大豆の大量購入に乗り出し、大豆価格が上昇している。

北朝鮮では、大豆、米、トウモロコシ、ジャガイモが4大食用作物である。特に、大豆は重要なタンパク源の役割を果たしている。大豆でコチュジャンや味噌を作り、豆腐、おから、もやしのナムルなどの食品の原料でもある。

北朝鮮住民の日常食生活でなくてはならないのが味噌だ。住民は冬を控えて味噌作りを必ず行う。しかし、味噌作りを控えて大豆価格が上昇し、住民の不安が高まっている。

都市部の住民は市場で豆を買わなければならず、価格上昇によって味噌作りを諦める世帯が増えるものと見られる。

また、零細商人が売っている大豆肉(エビと混ぜて作った加工品)、豆腐、焙煎大豆、もやしの商売も厳しくなる。これらの商品は原価に大きく左右されるからだ。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

大豆価格の上昇によって、北朝鮮の代表的な庶民料理の大豆肉の価格も自然と上がることになる。子供たちは、大豆肉を求めて祝日を待ちわびているが、価格上昇によって大豆肉の購入も容易ではない。

今年4月に北朝鮮を脱出したハン・ギョンフイ(45歳)さんは、「名節に大豆肉すらないとなると、ジャガイモや山菜、もやしが最高のおかずになる。生活が貧しく栄養状態が劣悪な住民は大豆食品を栄養食として食べれるのだが、これすらも値上がりで食べる事が出来ないだろう」と述べた。

昨年、韓国に定着した脱北者ヒョン・チュンフイ(48歳)さんは、「大金を持っていない人は少ないお金で稼ぐ為に電車や車を利用して長距離商売をするのだが、その際の必需品が大豆食品だ。季節に関係なく、焙煎大豆が一番だ」と話した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮当局が軍を保養する目的で大豆を大量に調達する事で、人民は一層生活が苦しくなり、栄養状態の悪化を辿らざるをえない。