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「将軍様の方針は見る影もなく、キム大将の方針だけが残っている」

咸鏡北道会寧市の党委員会では、5日から7日まで市内の主要党幹部が参加する市党全員会議が開かれた。今回の議題は「金正恩の方針が徹底されたか」を確認する為だった。地方党ではあるが、金正恩の指示を案件とした党組織会議が開催されていることが確認されたのは、今回が初めてだ。

この会議は会寧市党の核心幹部だけでなく、地域の工場企業所の党書記や支配人、洞党書記、洞事務長、朝鮮民主女性総同盟の地区委員など全員が集合した。

この席では、昨年11月18日に金正恩が下した指示の執行・点検及び、今後の執行計画について集中的に議論が行われたという。咸鏡北道の内部消息筋は7日、このような状況を伝えて「今回の会議で討議された全ての内容が11 .18方針と関連しており、参加者らが驚いていた」と述べた。

11.18方針とは、金正恩の指示の事である。

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金正恩は昨年9月28日の3次党代表者会で後継者として公式化された後、11月18日に内部統制強化のための特別方針を各級党組織に通達した。

▲全ての不健全な非社会主義現象の打破▲敵対階級との闘争強化(外国の映画・音楽を遮断)▲麻薬の流通、密輸などの不法行為の禁止▲国家財産浪費の撲滅▲不法越境人身売買の根絶▲迷信行為や賄賂の禁止などを骨子とした内容。

この指示直後に11 .18常務という検閲組織が作られ、国境統制の強化を行うために既存の5戸担当制が3戸担当制に改編されるなどの具体的な措置が取られた。

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消息筋は「会議中に首領様(金日成)や将軍様(金正日)の言葉がたまに引用されたが、キム大将の指示だけが集中的に取り上げられた党組織の会議は、今回が初めてだ。今日の(7日)全体会議が終わると、市党の次元で検閲が組織される嵐閨vと付け加えた。