北朝鮮の崔善姫(チェ・ソニ)外相は13日、ウクライナ東部の親ロシア派勢力が統治する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の外相にそれぞれ書簡を送り、独立国家として承認することを伝えた。朝鮮中央通信が伝えた。
崔氏は書簡で、「自主、平和、親善の理念に従って両国と国家関係を発展させていくという意思を表明した」という。
両地域を独立国家として承認するのはロシア、シリアに続き3カ国目。ウクライナ外務省はこれを受けて13日、北朝鮮との断交を発表した。
一方、ドネツク人民共和国の指導者デニス・プシリン氏はテレグラムへの投稿を通じ、北朝鮮との「実りある協力」と貿易拡大を望むと表明した。