北朝鮮の金正日の次男、金正哲氏が朝鮮労動党組職指導部副部長に抜擢されたと毎日新聞が24日報道した。

毎日新聞は、金正哲が金正日のような中央党本庁社の執務室で勤めており、随時、金正日の指示を受けているとし、金正日の後継者になる可能性が一番高いと分析した。

これまで金総書記の後継者として名前が挙がっていたのは、映画女優だった成恵琳との間に生まれた正男、大阪出身の帰国者の高英姫との間に生まれた正哲、その弟の正雲の男性3人。

関係者によると、正哲氏は数年前、組織指導部に配属され、今年になって副部長に昇格したとされる。党務経験が少ないため、金総書記の側近である李済鋼第1副部長が「後見人」として執務を補佐しているという。

李済鋼は、一方、弟の正雲は年齢的にまだ若く、党の要職ではなく朝鮮人民軍に配属され、後継レースから事実上脱落。正男氏は「組織指導部所属」との説が一時流れたが、実際には同部に所属しておらず「放任状態」(同関係者)とされる。
そして、長男の正男が後継者となれば、北朝鮮の住民から愛と人気を受けた、成恵琳を金正日が略奪し産ませた事実が奄ノなるため、金正日の立場としては目の上のたんこぶのような存在に違いない。

このような状況から、毎日新聞が報道した金正哲が組織指導部副部長になったこが事実なら、金正哲が本格的な後継授業を受けているという確かな根拠になるだろう。

李済鋼は金正日の妻高英姫が生存していた当時から次男正哲を後継者にするのに先に立って来た人物だ。張成沢の失脚後、軍を除いた組職指導部事業は、第1副部長で幹部担当事業をした李済鋼 (77)に移ったことと知られてきた。

金総書記は、1964年に組織指導部指導員(当時22歳)として、政治活動を始め、69年に組織指導部副部長、73年に組織秘書兼組織指導部長を経て、1974年に党の政治委員として選出されたことで事実上、金日成の公式後継者になった。

よって、他の兄弟たちが、党の養殖に任命されていないという点から、正哲が後継者に最も近付いたと分析できる。

一方、金正日の妹弟である張成沢が、先月初め、司法及び検察、人民保安省、国家安全保衛部を管掌する中央党行政部長に昇進したことも知られ、金正哲の後継ぎの告}にどんな影響を及ぼすかも注目される。
張成沢の復権当時、彼と近い存在と知られた長男正男の再起の可否が関心の焦点になった事がある。また、張成沢と仲が良くない李済鋼-正哲の告}に、歯止めがかかる可能性も提議された。

したがって、張成沢がまた権力実勢に浮び上がった事実が、正男に有利な後継ぎ告}になることができるという観測も可能だが、金正日が後継葛藤を引き起こすあいさつをしないとの点を考え合わせると、後継ぎ問題と関連し、張成沢に前もって堅たく注意をしていた可能性もあるだろう。

金正哲の急浮上に ‘ポスト金正日’ 告}に変化が観測されているが、‘金正哲への後継ぎ告}が確定的でないこもある。毎日新聞の報道を事実であるとするのは、まだ時期が早く、果して金正日が早く後継者を可視化するはずかあるのかという問題にも疑問だからだ。

金正哲は身体と声が、女性のように変わる ‘女性ホルモン過多分泌証’ 患者であることと知られている。こんな点で、治療が終わるまで金正哲は後継者に確定されにくいという観測も提起されている。

また、現在、金正日の健康状態に決定的な問題がないので、過去に自分が後継者になった以後、早く権力が委譲される学習效果を経験した金正日が、早い時期に後継者指名を公式化する可能性より、むしろ最大限延ばす可能性が高いようにみえる。

しかし、後継者問題はその対象者と時期の問題がひたすら金正日の決心にかかっているので、実際に具体的な方向が決まったら、後継者を取り囲んだ葛藤が露出する可能性は低いとみられる。

これと関連し、一部の専門家は金正日が 70歳になる 5年後、正哲が 32歳で、金委員長が公式に後継者に登場した時期のように、その時くらいに後継者を公式発表する可能性もあるとの見通しだ。

チョン・ソンジャン世宗研究所、南北韓関係研究室長は、去る 10月のあるシンポジウムで、“金正日は満 70歳になる時を前後して、後継者を指名して体制を共同管理するようになるもの”と見通しながら、“生母(成恵琳) 問題によって金正男が後継者に指名されることに決定的にマイナス点を感じ、次男の金正哲を後継者に指名する可能性が高い”と主張した事がある。

したがって、現段階では、金正哲が中央党組職指導部副部長でに’昇進’したのかどうかを確認するのが、一番重要な問題であろう。