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安全性が不足している北朝鮮の核問題の危険性を勘案すれば、核問題は軍縮や安全の領域と分離して接近しなければならないと、米国の安全保障専門家が主張した。

カーネギー国際平和財団のアリエ・レビテ(Ariel Levite)研究員は31日、峨山政策研究院が主催したカンファス「北東アジアの核危機」で、「北朝鮮の核の安全を得るためには、創造的な方法で対話を続ける事と軍縮と安全は分離して考えなければならない」と述べた。

軍縮に向けた交渉は長期的に試行される事が可能であるが、安全問題での接近は別枠で戦略的に推進される必要があるという指摘である。

同研究員は「北朝鮮の核能力を見ると、安全性が不足し危険と隣り合わせだ。6カ国協議参加国が実現可能なアジェンダを採用し、最終的には新たな問題解決方法を探さなければならない」と主張した。

「一晩で解決出来るとの期待感を捨てる必要があり、情勢が悪化する可能性もあり、緊張が悪化する状況で対話を行い、ショックに対する準備をしなければならない」と助言した。

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続いて「来年4月又は来年中に発生する可能性がある核実験に対し、韓国政府が変化した内容があるだろうか。核課題における新たな戦略を考慮しなければならない」と述べた。

「北朝鮮の核の課題に対処するためには、朝鮮半島の軍縮は明確に推奨される目的であり、6カ国協議は優先されるプラットフォームとして残っている。(交渉が開始されて)数年が過ぎたが、彼らが望む結果の達成には失敗したのが明らかであり、今後も良いニュースが出るとは思えない」との見解を述べた。

ジョン・ボングン外交安保研究院研究委員は、北朝鮮は一度も核プログラムを放棄する準備を行わなかったと指摘した。また、一貫した政策が推進されるべきだと主張した。

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「我々は、北朝鮮がいつかは諦める事を期待していた。北朝鮮の意志と力量を過小評価していた」と述べた。北朝鮮は、冷戦後は核兵器が米国の敵対的な政策を防ぐことができ、韓国の吸収統一を妨げると考えていると説明した。

「核プログラムに対しる意味のある政策を行うには、(これまでの)政策が短命であった。一定範囲内での変化が必要であり、極端な変化は避ける必要がある」と述べた。