人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

24日、訪朝中の中国の李克強副総理と面談を行った金正日が、6カ国協議の早期再開を希望したと、中国新華社通信が報道した。

新華社通信は「金正日総書記が朝鮮半島の核問題と関連した6カ国協議の再開を希望し、6カ国が同時履行の原則の下で9.19共同声明を履行しなければならないと述べた」と伝えた。

北朝鮮の朝鮮中央通信は、金正日が李副首相と面談を行い、夕食を共にしたと報道した。金正日は、面談で平壌で行われた中朝の会談の成功を評価し、伝統的な両国の友好協力関係を強化・発展するという労働党と政府の意志を表明したと、通信は明らかにした。

李副総理は「中朝の最高指導者の間に成し遂げられた広範な合意を誠実に履行し、高度な戦略と高い展望によって中朝関係を堅持し、伝統継承、未来志向、善隣友好、協力の強化の精神を堅持することで、伝統的な中朝親善を強化発展させようというのが中国の党と政府の確固不動たる方針だ」と答えた。

面談には、北朝鮮側は金正恩・党中央軍事委員会副委員長、李英鎬(リ・ヨンホ)軍総参謀長、姜錫柱(カン・ソクチュ)内閣副総理、張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長、金英逸(キム・ヨンイル)・金養建(キム・ヤンゴン)党書記らが同席し、中国側は張志軍・外交部商務部部長、 劉結一・党対外連絡部副部長、劉鐵男・国家発展改革委員会副主任、陳健・商務部副部長などが参加した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

李副総理は金正日と金正恩への贈り物を伝達したし、金正日はこれに謝意を表し夕食会を開催した。

また、新華通信は、この前日に李副首相が崔永林(チェ・ヨンリム)内閣総理と会った席で、「6カ国協議の早期再開を通じて、朝鮮半島の非核化をもたらすべきである」との意志を表明したと報道した。

李副首相は「中国は、北朝鮮が接触と対話という正しい方向を堅持することを支持する。(北が)南北関係や米朝関係を改善し、対話と疎通を強化することは朝鮮半島の平和と安定を守ることであり、関連国の利益にも符合する」と強調した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

続いて「中国共産党と中国政府は、両国の伝統的な友情をとても大切に思っている」とし、政府主導、企業中心、市場原理、相互利益の4大基本原則に基づき、両国の実務協力の強化を提案した。これに対して崔首相は「我々は前提条件なしに6カ国協議を再開し、9.19共同声明を全面的に実践することで、朝鮮半島の非核化を実現することを主張する。これは我々の一貫した立場だ」と述べた。

一方、朝鮮中央通信は、中国の胡錦濤国家主席が李副首相を通じて、金正日の中国訪問を招待するメッセージを伝えたと報道したが、新華社通信はこの内容を言及しなかった。

李副首相は25日に北京に一時帰国し、26〜27日の日程で韓国を訪問する。