同通信の報道全文は次のとおり。
朝鮮労働党中央委員会政治局協議会を再び行う
【平壌5月16日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会政治局は5月15日、再び非常協議会を招集し、防疫対策討議を行った。
朝鮮労働党総書記である敬愛する金正恩同志が、協議会を指導した。
協議会には、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員と党中央委員会政治局委員、委員候補が参加した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面国家非常防疫部門の活動家たちと保健省の責任活動家が傍聴した。
政治局は、5月15日現在の伝染病拡散状況に対する国家非常防疫司令部の報告を聴取した。
協議会では、国家防疫システムが最大非常防疫システムに移行した後の全般的な防疫実態を再点検し、医薬品供給で現れた偏向を早急に正すための問題を集中討議した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正恩総書記は、全国的な医薬品供給状況に言及し、党中央委員会政治局が伝染病拡散状況を迅速に抑止、管理するために国家予備医薬品を緊急解除して早急に普及することに関する非常指示まで下達し、全ての薬局が24時間運営システムに移行することについて指示したが、いまだに動員性を整えられず、実行が正しくなっておらず、医薬品が薬局に適時に供給されていない現在の実態を分析した。
金正恩総書記は、国家が調達する医薬品が薬局を通じて住民に適時に、正確に行き届いていないのは、その直接的実行者である内閣と保健医療部門の活動家が現在の危機状況に対する認識を正しく持てず、人民への献身的奉仕精神を口で唱えるだけで積極的に乗り出していないことに起因すると述べ、内閣と保健医療部門の無責任な活動態度と組織・実行力について強く批判した。
金正恩総書記は、党政策の実行を法的に強力に保証すべき司法、検察部門が医薬品保障に関連する行政命令が迅速かつ正確に施行されるように法的監視と統制をまともに行えずにおり、全国的に医薬品取扱および販売で現れているいろいろな否定的傾向を正すことができずにいることについて指摘し、厳しい時局にさえ何の責任も、呵責も感じず、何の役割も果たせない中央検察所所長の職務怠業、職務怠慢行為を辛辣(しんらつ)に叱責した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正恩総書記は、防疫活動全般で現れている一連の偏向を指摘し、それを早急に直すための実務的対策を取った。
金正恩総書記は、人民軍の軍医部門の強力な力量を投入して平壌市内の医薬品供給活動を即時安定させることに関する朝鮮労働党中央軍事委員会の特別命令を下達した。
金正恩総書記は、全ての幹部が最大の奮発力と闘志、非常に高い能力と知恵を発揮しなくてはこんにちの防疫戦争で戦略的主導権を確固と握ることができないと述べた。
金正恩総書記は、先鋭な防疫戦争で高度の緊張性と警戒心を堅持し、全ての事業を科学的に細密に作戦、指揮していささかの手落ちと盲点も許してはならないと強調し、活動家が実質的な活動、実質的な結果によって防疫闘争を主導していくべきであると述べた。
金正恩総書記は、国の現在の防疫形勢に対する詳細な分析に基づいて防疫政策をより効率的に実施するための方途的問題を討議し、当面の闘争方向と目標を提示した。
協議会ではまた、非常防疫活動に対する国家の行政統制力をいっそう強化する問題、薬局で医薬品取扱の衛生安全性を徹底的に保障する問題、防疫活動に対する法的統制の度合いをいっそう強める問題、国家的な危機対応能力を向上させる問題などが討議された。
金正恩総書記は、党中央委員会政治局協議会を終えてすぐ平壌市内の複数の薬局を訪れて医薬品供給実態を直接調べた。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である趙甬元、金徳訓の両氏とチェ・ギョンチョル保健相、党中央委員会の当該の部署の幹部らが同行した。
金正恩総書記の指示に従って党中央委員会政治局委員、委員候補も平壌市内の複数の薬局を現場で調べた。
金正恩総書記は、大同江区域に位置している複数の薬局に立ち寄って医薬品供給および販売状況について具体的に調べた。
金正恩総書記は、最大非常防疫システムが稼動された以降、何の薬が供給されたのか、薬品を規定通りに保管しているのか、薬局が24時間サービスシステムに転換したのか、患者が訪ねてきた時に相談はするのか、解熱剤と抗生剤はどんなものがあるのか、住民が今いちばん多く購入する薬はどんな薬であり、値段はいくらであるのかを細心に調べた。
金正恩総書記は、医薬品供給システムの盲点を正し、医薬品輸送に関連する強力な実行対策を立てることについて重ねて強調した。
金正恩総書記は、今、全般的な薬局がその機能を円滑に遂行できるように整えておらず、陳列場以外に薬品保管場所も別にない立ち遅れた状況であると述べ、販売員が衛生服装もまともに整えていない状態でサービスをしている実態と基準に到達していない衛生環境問題についても指摘した。
金正恩総書記は、こんにちの防疫大戦は徹頭徹尾、人民のための防疫、人民自身が主人になって施行する人民的な防疫であると述べ、全ての活動家が祖国と人民の安全と安泰に全的に責任を持つという心構えで人民のために滅私奉仕していくことについて重ねて強調した。---