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金正日が咸鏡南道・端川市の大興青年英雄鉱山とリョンヤン鉱山を現地指導したと、朝鮮中央TVが16日、報じた。

同通信は、金正日が科学技術の導入状況、鉱物の生産実態を具体的に実態把握し、生産増大を奨励し、鉱山街にある麺料理店を訪問したと伝えた。

金正日は「探査を積極的に行い、より多くの濫?z物を確保するとともに、最新の科学技術に基づく採掘対策を綿密に立てて粘り強く行わなければならない。採掘設備を不断に更新しなければならない」と強調した。

金正日は、今月4日にも端川のマグネシウム工場と端川港を現地指導している。端川港の建設現場を見学しながら、「これまで検徳や端川地域で生産された製品は、自動車や列車で数回に渡って遠く離れた港に輸送する非効率的な輸送体系だったが、これを改善する事が出来るようになった。強盛大国を建設しようという我が人民の牽引不発の意志がもたらした高貴な結実」と述べた。

端川の大興鉱山は、『白金山』と呼ばれるほど山全体が白いマグネサイトで覆われている。韓国鉱物資源公社によると、端川一帯のマグネサイト埋蔵量は36億tに達する。同通信も、「大興青年英雄鉱山には、全世界のマグネサイト総埋蔵量の25%以上の高品位な資源が集中している」と紹介した。

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昨年12月に統計庁が発表した『北朝鮮主要統計指標』によれば、北朝鮮の主要鉱物埋蔵量は2008年を基準に、金:2,000 t(61兆3274億ウォン)、鉄:5000億t(304兆5,300億ウォン)、マグネサイト:60億t (2,679兆7千億ウォン)などで、北朝鮮全体の鉱物の潜在価値は7,000兆ウォンに達する。

一連の視察は、国際社会の経済制裁による外貨難の解消を鉱物輸出の増大で解消する意図と解釈される。韓国貿易協会(KITA)によれば、昨年に北朝鮮は、中国に8億6,000万ドルの鉱物を輸出した。 EUに8000万ドル、ロシアに1,100万ドル規模の鉱物も輸出している。

一方、今回の現地指導には、金慶喜(キム・ギョンヒ)労働党軽工業部長、張成沢(チャン・ソンテク)党行政部長、パク・ドチュン党書記、グァク・ボムギ咸鏡南道党責任書記、リ・ジェイル党宣伝扇動部第1副部長、パク・ボンジュ党軽工業部第1副部長などが随行し、現地ではリ・チャンファ端川地区鉱山総局長が出迎えた。