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13日に開かれた米韓首脳会談を通じ、両国関係が安全保障を超えた経済共同体に一歩前進したと評価される。これまでの安全保障・軍事同盟を中心に発展してきた両国関係が、経済同盟を含む多元的な戦略的同盟関係に一段階アップグレードした。

外交界では、発展した同盟関係を基礎に北朝鮮問題などの朝鮮半島問題の解決において、協力が一層強化されるという観測が出されている。

オバマ大統領は今回の首脳会談で、米国の韓国防衛公約の強固さを再確認したのに続き、両国間の『拡大抑止政策委員会(EDPC)』の活性化を約束した。また、両首脳は北朝鮮の再挑発防止と非核化を要求し、核問題解決における協力を増大することを約束した。

核及び北朝鮮問題と関連した両国間の強固な同盟の確認は、北朝鮮に相当な圧迫として作用すると推測される。

特に、李明博大統領は米国の上・下院合同会議の演説で、▲原則に沿った一貫した対北政策▲再挑発防止のための北の意志が重要など、包括的な対北メッセージを明らかにし、柔軟性よりも原則に立脚した対北アプローチの維持を再確認した。

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李大統領は「6カ国協議が核問題の進展において有用な手段であり、北朝鮮との対話が必要であるという点も共感している。現実的な認識による原則に立脚した一貫性のある対北アプローチ維持する道だけが、核問題を解決するための鍵」と明らかにした。

「北の発展は、何よりも平和を維持し、挑発しないという北朝鮮自らの決断と意志にかかっている」と強調した。

オバマ大統領も首脳会談後の会見で、▲北朝鮮問題の解決における米韓同盟の強化▲北の非核化と挑発などを要求し、李明博大統領の原則的な対応意志を支持した。

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オバマ大統領は首脳会談後の共同記者会見で、「北朝鮮は引き続き米韓両国の安全保障に直接的な脅威(direct threat)となっている。我々両首脳は、会談で北朝鮮問題について完全に意見が一致した」と話した。

「北朝鮮の挑発は、補償ではない、より強力な制裁と孤立を招く。国際社会の要求を無視するなら圧力と孤立を招き、非核化の道を選択するならチャンスを得る事が出来る」と促すした。

パク・ヨンホ統一研究院研究委員は、「FTAなどの通商関係の発展は既存の同盟関係の発展であり、韓国の国家戦略の利益に米国をより近づけたという意味がある。特に、北朝鮮問題における協力強化だけでなく、南北統一へのの支持を引き出すことが出来るだろう」と評価した。

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引き続き「強化された米韓同盟は、北朝鮮問題において中国に圧力として作用する可能性があるので、北朝鮮としては、このような雰囲気は(利益を)得るものがないだろう。このような雰囲気は、今後、金正日体制に不利な安全保障環境の造成につながる可能性があり、北朝鮮はこれ以上、ハリネズミのような行動で生き残る事が困難になるだろう」と分析した。

また、オバマ大統領は、中東・北アフリカでの民主化の動きが北朝鮮でも可能でも起こりうると述べ、独裁政権は最終的に崩壊するだろうと言及した。対北専門家らは、北朝鮮がこれまでジャスミン革命などに敏感な反応を示しており、オバマ大統領のこうした発言に強く反発すると予想した。

パク研究委員は、「北朝鮮が6カ国協議への復帰を言及しながらも、米韓の前提条件を受け入れずに融和的なジェスチャーで誤魔化す事で6カ国協議を再開させようとする戦略は、もはや通じないという事を迂回的に圧迫した形」と説明した。