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政府の国連総会の北朝鮮人権決議案の票決の棄権に抗議するため、脱北者団体が一堂に会した。

北朝鮮民主化委員会、自由北朝鮮放送などの19の脱北者団体が22日、政府中央庁舍の裏門で記者会見を開いて、“北朝鮮の人権の改善のために努力している国内外の人権団体と、良心ある市民の意志をかくも無惨に踏みにじる政府の仕打ちに、怒りを感じざるを得ない”と政府を強く糾弾した。

参加者らは“世界で類のない暴圧政権の下で、無惨に死んでいく(北朝鮮の)同胞たちがいるのに、同じ民族として彼らの人権蹂躪に目をつむってかばった者たちは民族の反逆者”と言い、“盧武鉉政府の罪は日本に国を売り渡したイ・ワニョンたちの罪をしのぐものだ”と主張した。

北朝鮮民主化委員会のソン・ジョンフン事務局長は糾弾演説で、“盧武鉉政権が自画自讃して前面に押し出したのが人権と民主主義ではないか”と述べ、“そのような政府が北朝鮮の人権決議案の票決に棄権したことは、自由民主主義国家の恥であると同時に、常識を越えた行動”と批判した。

参加団体はこの日、政府の公式の謝罪と統一部長官との面談、政府の北朝鮮人権改善への努力の約束を要求する書簡を統一部に伝達した。