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「北の『生存確認不可』通知は、父の生存確認と救出のに向けた私の意志を強した」

ファン・インチョル大韓航空機YS-11ハイジャック事件拉致被害者家族会代表は11日、北朝鮮から国際赤庶嚠マ員会(ICRC)を通じて「(拉致被害者11人)生存確認が不可能」との回答を得た後、救出運動への意志を再び一度固めることになったという。

家族会は4月20日、国際赤庶嚠マ員会(ICRC)に書簡を送り、北朝鮮の朝鮮赤庶嚔?ノ拉致被害者の生存確認を行う事を要請し、11日にICRCから北の回答を伝えられた。

ICRCは、家族会に送った書簡で「北朝鮮は『南朝鮮から来た人々は皆、自由意志で共和国に残っており、現在、生死の確認は不可能だ』との既存の回答を繰り返した」と伝えた。

北朝鮮は、2006年6月に韓国政府が大韓赤十字社を通じて生存確認を要請した際にも、『生存確認不可』と答えている。

ファン代表は12日、デイリーNKとの通話で「人道主義を拒否している北朝鮮にとても腹が立つ。北朝鮮の『生死の確認不可』という回答は、むしろ父が生きているという確信を強くさせた。困惑しているが、今後も拉致被害者の生存確認と救出に一層の努力を行う」と心境と意気込みを述べた。

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その一方で、「北は人道主義の道を踏み外した行為を行なっている。北朝鮮にとても腹が立つ。これは、拉致被害者を2度、3度に渡って殺す行為だ」と不満を述べた。

現在、ファン代表は大韓航空機YS-11ハイジャック事件の拉致被害者の生存確認や救出運動を国民的運動に拡散するための活動に注力している。その一環として、最近では、京畿道一帯で大韓航空機YS-11ハイジャック事件致被害者の写真展を行っている。 12月までに各自治体の支援の下で写真展を開催する予定であり、世界人権宣言の日(12.10)を記念して国会での写真展も準備している。

ファン代表は「国民が大韓航空機YS-11ハイジャック事件を知らないので、このような活動自体も知らない。写真展に来場された人が署名をしたいとと垂オ出た時に希望を感じた」と話した。

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現在、同事件の拉致被害者の生存確認は、国連人権理事会の強制的・非自発的失踪に関する作業部会が非公開で進めている。国連は、北朝鮮代表部に同事件の拉致被害者の生存確認を要請した状態だ。

北朝鮮が要求に応じない場合、国連は6ヶ月ごとに北朝鮮に生存確認を要請することになる。また、国連レベルでこの問題を公式に取り上げ、国際社会の支援を引き出すことができる。

ファン代表は「北朝鮮の回答時限は来年2月まで。北の動きを見た後、2月から生存確認と救出運動を大々的に行う」と計画を明らかにした。