北朝鮮「陸の孤島」に閉じ込められたエリート女子大生の絶望

嘆願の対象地域として選定された学校は、道内でも最も生活環境が劣悪な慶興(キョンフン)、茂山(ムサン)、吉州(キルチュ)、漁郞(オラン)、穏城(オンソン)の各郡の山奥にある。

通常の手続きで配属された若い教師は、1年も耐えられずに、上司にワイロを渡したりして、他の地域に行ってしまい、慢性的な教師不足に悩まされている。

(参考記事:山に消えた女囚…北朝鮮「陸の孤島」で起きた鬼畜行為

嘆願を強いられている卒業生は、それを免れるために必要な強力なコネがなく、長年の兵役を終えてようやく大学に入った除隊軍人も多く含まれている。山奥の基地からようやく抜け出せたのに、また山奥に戻ることになり、本人はもちろんのこと、親も頭を抱えているとのことだ。

両江道(リャンガンド)の情報筋も、道内の師範大学の卒業生の一部が奥地の学校に嘆願することを強いられていると伝えた。