北朝鮮で長期に及ぶ経済難から退廃的なポルノビジネス、性産業が増加、拡大していると、北朝鮮消息筋が9日明らかにした。

消息筋は、生活費や小遣い稼ぎの為の女性による売春が拡散しており、なかには、一部の女子学生たちは携帯電話を買うために売春をしていると、最近入国した脱北者の証言を伝えた。

また、大都市では該当地域の公安機関と党幹部が出入りする専用の飲み屋が現れ、女性従業員のストリップショーが行われているという。

アダルトビデオの製作も

昨年には、平壌市住民が麻薬を使用し女性と集団性関係を行った事件が摘発され、新義州市では年平均100件余りの売春・退廃行為が摘発された。

ポルノ市場もこれまでの見るだけではなく、製作段階にまで発展している。海外の変態的な性関係をそっくりそのまま再現したビデオ制作者が摘発されたという。今年3月には、軍人が20〜30代の北朝鮮女性が登場するAVを制作し中国人商人に販売した事実が明らかになり、大々的な検閲と思想教育が実施されたと伝えられた。

北朝鮮当局は、2009年の刑法改正で『性録画物の搬入・保管・流布を行った場合、5年以上10年以下の労働教養刑』を新設し、公安機関を総動員して取り締まりを行なっている。

しかし、消息筋は「政治的な抑圧や生活に疲弊した住民は、享楽を心理的な解放と結びつけており、性の産業化は今後も進むとみられる」と展望した。

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