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キム・グァンジン国防部長官は7日、北朝鮮の生物化学攻撃に備えたワクチンと防護対策を総合的に研究・開発すると明らかにした。

同長官はこの日午前、国会・国防部国政監査でハンナラ党のキム・ドンャ搭c員の「北朝鮮の生物化学兵器のワクチンを保有しているのか」という問いに、回答した。

同長官は「予算が必要な事業のため、期限がいつまでであるか正確に定めていない。開発されれば大きな問題はないのだが、まだ開発されていない。米国はほとんどのワクチンを開発し、在韓米軍も炭疽菌ワクチンを持っている」と付け加えた。

有事の際に、在韓米軍からワクチン支援を受ける事が出来る体制なのかという問いには、「過去に協議が行われたが、炭疽菌ワクチンは韓国の疾病管理本部も保有しており、独自開発を行う能力があるので独自開発している」と述べた。

国防部は、北朝鮮が2500〜5000t規模の各種の化学兵器を保有しており、炭疽菌や天然痘などの生物兵器を自主的に培養し生産する能力を保有していると評価している。

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キム議員は「誘導弾司令部が敵の特殊戦部隊からの防護対策を立てなければならない。誘導弾司令部は、1000発以上の北朝鮮のミサイル攻撃に対する対策がないのではないか」と指摘した。

これに対し、ハン・ミング合同参謀議長は、「武器と弾薬庫などは、ミサイルの防護が可能だ。防御手段の一つであるM-SAM(中距離誘導弾)とL-SAM(長距離誘導弾)が国防中期計画に反映されており、開発に5〜10年かかるものと判断されている」と説明した。

北朝鮮のホバークラフト対策を問う質問には、「北が挑発を行うとすれば、西海島嶼の可能性が高い。西北島嶼を防衛するにあたって、敵が取りうる全ての作戦への対応を立てて戦力を補強し、演習を通じて万全の準備をしている」と話した。