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同通信の報道全文は次のとおり。


金正恩総書記が朝鮮労働党第2回初級党書記大会で行った綱領的な結語

【平壌3月1日発朝鮮中央通信】金正恩・朝鮮労働党総書記が2月28日、朝鮮労働党第2回初級党書記大会で綱領的な結語「初級党書記は母なる党の真の政治活動家になろう」を述べた。

金正恩氏が朝鮮労働党第2回初級党書記大会で結語を述べた(2022年3月1日付朝鮮中央通信)
金正恩氏が朝鮮労働党第2回初級党書記大会で結語を述べた(2022年3月1日付朝鮮中央通信)

金正恩総書記はまず、朝鮮労働党の歴史において2度目に開かれた今回の初級党書記大会に対する全党的・全人民的な期待はとても大きいと述べ、朝鮮革命の重大時期に招集された初級党書記大会が持つ意義について述べた。

金正恩総書記は、初級党は党員と勤労者の政治的生命に責任をもっている直接的な保護者であり、初級党の役割によって単位の発展と従業員の生活の改善が左右されると述べ、誰もが今回の大会で何の課題が提起され、今後、初級党活動でどんな変化が起こるかを注視していると語った。

党の基層組織、党の政策貫徹の基本戦闘単位である全ての初級党がよく準備され、活躍してこそ、全党が強化され、社会主義建設の各部門で高揚が起こると述べ、このような見地から見る時、今のような重大時期に初級党組織の戦闘力を全面的に再点検、再判定し、初級党書記に党中央の思想と戦略的意図を貫通させることは大きな意義を持つと強調した。

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金正恩総書記は、今回の大会を通じて初級党活動改善の重要性と切迫さに対する見解が再び一様に定立され、初級党強化のための道程で収めた成果と現れた偏向が詳細に分析、総括されたし、現実的な方案も真摯(しんし)に討議されたことについて評価した。

これまでの5年間、全ての初級党組織が自分の単位を党中央と思想と志、行動を共にする堅実な集団につくることに党活動の火力を集中し、当該の単位の政治的参謀部としての使命に即して党の決定と人民経済計画を無条件に遂行しなければならないという確固たる観点の下で目標の樹立から総括と評価に至るまで党的に強く掌握、指導したことをはじめ、初級党組織の活動で起こったはっきりした肯定的変化を概括した。

わが党内に専任党活動家が多いが、初級党書記のように各種の仕事を直接受け持って苦労する人はいないであろうと胸熱く述べ、党と革命の厳かな要求に自分の使命と本分をより深く自覚した初級党書記の献身的な努力があったので全党強化、党の政策貫徹の礎石が打ち固められ、時代の前列に入る単位が増えることができたと強調した。

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金正恩総書記は、われわれが大会を開催するのは今後の発展のためであるだけに、成果についてだけでなく、欠点についても冷徹に分析し、教訓をくみ取るのが重要であることについて述べた。

近年、党建設と党活動がより深化し、新たな革新、大胆な創造、絶え間ない前進が時代の主流を成したが、初級党書記の活動にはいまだに深刻な欠点が少なからず残っていると述べ、初級党書記の間で現れている普遍的な欠点について指摘した。

今回の大会過程に、これまでの初級党書記らの活動状況が厳密に総括され、初級党活動の発展に関連する問題が深く討議されただけに、全ての初級党書記が内在した否定的要素を徹底的に克服し、党中央の意図と発展する現実の要求に即して自分の活動を革新しなければならないと強調した。

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金正恩総書記は、人民の党、忠僕党の政治活動家である初級党書記が現在、基本にとらえて実行すべき重要課題について述べた。

革命と建設を人民への信頼と愛で一貫させ、人民のために無条件的に奉仕し、全人民の理想である共産主義社会を最終的に必ず建設するというのはわが党の確固たる意志であり、最も展望的な目標であると述べ、わが党はいかなる主義や権威のためではなく、徹頭徹尾、人民を保護し、真心を尽くして奉り、人民の幸福と利益を実現するために闘うと強調した。

金正恩総書記は、わが党が打ち出す全ての路線と政策、わが党の洗練された指導力と不抜の戦闘力、わが党が強力に導く朝鮮式社会主義建設の根底には以民為天、為民献身の理念が置かれていると述べ、次のように続けた。

人民の党、忠僕党、これがわが党の唯一の存在名分であり、最高の表徴であり、永遠なる本態である。

人民にあらゆる愛を注ぐ真の人民の党になろうとするわが党の目標、人民のためにいかなる千万の苦労もものともしない忠僕党になろうとするわが党の信条は、絶対に変わらない。

こんにち、われわれが刻苦奮闘し、変わる新しい世の中をつくっていくのも、難関を乗り越えて興起するということを誇示することより人民をいっそう熱く思いやり、最も立派に押し立てようとするところに基本目的がある。

党中央の志と情を自分の単位に徹底的に具現すべき責任を担っている初級党書記は当然、 人民を熱烈に愛し、真心を尽くして奉らなければならない。

初級党書記にとって、人民に仕え、真心を尽くして思いやる忠僕になることより誉れ高い栄誉はない。

人民の党、忠僕党の真の政治活動家になれというのがこんにち、党中央が全党の初級党書記に与える固定の任務分担である。

こんにちもそうであり、今後も初級党書記の活動状況と人柄は人民のために献身的に奉仕する母の役割、忠僕の役割をどのくらい果たすかによって評価されるであろう。

人民に限りなく誠実であり、人民のための苦労を天賦に、この上ない張り合いと見なすこと、人民のためなら仕事の良し悪しをものともせずに自分の骨と肉を削ってでも人民の便利と生活を最大限図ること、これがこんにち、わが党が願う初級党書記の基本姿勢、基本品性である。

このようにすることが容易ではないが、初級党書記はこの世にまたとない人民の党、忠僕党であるわが党の尊厳と権威をかけて、これから人民のための火のような強行軍、献身奮闘の強行軍をしなければならない。

今こそ、われわれの党活動家が人民により近く、より親しく近寄るべき時である。

金正恩総書記は、現在、初級党書記が真の母の役割、誠実な忠僕の役割を果たす上で重点を置き、力を入れるべき問題について明らかにした。

その一つは、自分の単位の活動家と党員と勤労者を立派な政治的・道徳的品格を身につけた社会主義的人間に育てることであり、もう一つは党大会と党中央総会の決定貫徹のための組織・政治活動を力強く繰り広げることである。

言い換えれば、第一には人間の思想意識を改造することであり、第二には人民の福祉増進のためのわが党の政策が現実に転換されるようにすることである。

これは、わが党の本性と使命、闘争の目的に徹底的に合致する。

全ての初級党書記は、人民の党、忠僕党の政治活動家として自分がすべきことをよく知ってそれに党活動を志向させなければならない。

何よりも、自分の単位の活動家と党員と勤労者を政治的・道徳的によく準備させ、完成させなければならない。

母にとって、子どもが祖国と人民のために献身する立派な人、社会と集団に誠実であり、道徳と信義を守る真の人間になることより大きな喜びはない。

それゆえ、母は誰もが子どもを剛直に育てるために気苦労もし、時には鞭打ちもする。

わが党が人民のために行うべき優先的な活動は、母のような真実な愛で全ての人を立派に育てることである。

ここで基本が、人民を高い政治意識と革命的道徳観の持ち主、体現者につくることである。

金正恩総書記は、初級党書記が自分の単位の人々を党と革命に対して政治的・道徳的に、徹底的に保証できるようによく準備させることに力を入れなければならないと述べ、人々の政治意識、道徳観を高めるための教育から地道に、着実に行う上で提起される原則的問題に言及した。

経済活動における沈滞や後退は回復することができるが、教育活動における沈滞や後退はしまいには挽回できない悪結果を招くことになると述べ、初級党組織が計画数字、生産数字に対する論議に先立って人々の政治・道徳意識を高めるための活動を実際に手間をかけて根気よく、効果が現れるように推し進めることについて強調した。

革命事績を通じた教育、党の指導業績を通じた教育はわが党の思想活動において根と同じであり、思想教育活動の始めであると言えると述べ、党員と勤労者のみんなが忠誠と愛国の道に生の目標を定め、ここから張り合いと栄誉を求め、社会と集団に対して担っている道徳的義務、人間の道義を果たすように教育するのは全的に、初級党書記の任務であると述べた。

自分の党と領袖への敬慕の念がわが人民の体質化した思想的・精神的風貌に強固になるようにすることが革命事績事業の核であると規定し、初級党書記は金日成・金正日主義研究室と革命事績教育室、沿革紹介室のような教育拠点を立派に整えて正常管理、正常運営することを先行工程にとらえて、党員と勤労者が党に対する忠実性と信念、道義心を培い、革命の前の世代が発揮した貴い闘争精神をしっかり継いでいくようにすることについて述べた。

金正恩総書記は、高い政治意識と気高い道徳気風は組織生活と実践を通じて強固になり、習慣に固まるようになると述べ、初級党書記は強い組織規律を確立し、いかなる場合にも組織・思想生活を正規化、規範化して全ての人が組織の指導と集団の助けを絶えず受けながら、政治的・道徳的に修養するようにしなければならないと語った。

革命的実践は人々を育て上げる立派な学校であると述べ、初級党書記は自分の単位で時代の典型が輩出することを待つのではなく、革命実践闘争の中で全ての従業員を工場愛、職業愛、郷土愛を身につけた愛国的な勤労者、革新者に育て上げるための活動を意図的に手配し、展開しなければならないと指摘した。

初級党書記は、名誉や評価を願うことなく自分の職分に忠実な人を誰よりも尊重し、押し立てなければならず、彼らの肯定的模範をもって大衆を励まして誠実な社会主義的勤労者の隊伍を増やさなければならないと述べ、自分の単位の従業員が知っているのは教え合い、知らないのは学び合い、よい経験は共有し、悪い点は互いに悟らせて集団に有益なことを探して行い、気高くて美しい道徳倫理を発揮していくように導くことについて強調した。

金正恩総書記は、初級党書記が第8回党大会と党中央総会の決定貫徹のための組織・政治活動を力強く繰り広げて、実質的な成果を収めることについて述べた。

党大会と党中央総会の各決定には、どんな代償を払ってでも人民の苦労を一日も早くなくし、より安定して向上した生活を享受させようとするわが党の確固たる決心と意志が貫かれている。

したがって、われわれの党活動家、初級党書記は党の重要な決定が立派な実を結ぶように責任を全うしなければならない。

党の決定貫徹のための闘いを大衆自身の活動に確固と転換させることが重要である。

類のない苦難と試練を排して社会主義建設の新たな勝利を収めるためのこんにちの闘いでわが党が最も信じるのは、大衆の精神力である。

党がいくら正しい決定を採択しても、大衆が動かなければ反故になるしかない。

初級党書記は、党員と勤労者の間にわが党の政策は自身のためのものであり、その実行は誰も代わることができず、各単位が党の決定を徹底的に実行してこそ国事がスムースに運ばれ、人民の生活も楽になるということをはっきり認識させて、その貫徹に自発的に立ち上がるようにしなければならない。

初級党書記は、党大会と党中央総会の決定を貫徹するための自分の単位の活動計画を全ての従業員が正確に認識するようにし、一度や二度想起させるにとどまらず、繰り返して刻みつけさせるべきである。

そして、大衆自身が党の決定を常に活動の基準、目標にして毎日、その実行状況を自ら総括して引き続き奮発するように要求の度合いを強め、従業員と共に単位の発展のための革新的方途も相談して、彼らの創造力を啓発させなければならない。

初級党書記が常に銘記して各職場が党決定の貫徹、人民経済計画の遂行で沸き立つように政治活動を斬新に、攻勢的に繰り広げなければならない。

活動家と党員と勤労者が党決定の実行に対する観点と態度を正しく持って自分に任された課題を狂いなく遂行するようにするには、総括を着実に行い、評価も積極的に伴わせなければならない。

初級党書記は、党決定の実行過程に提起されうる問題を先に探して対策を立て、難題を率先受け持って適時に解決しながら、大衆の高揚した熱意が冷めないようにしなければならない。

金正恩総書記は、初級党書記が党の決定実行のための活動で逃してはならない重要な問題は自らの科学技術陣を育成し、それが効果を現すように党の指導を深化させることであると述べ、次のように続けた。

科学技術人材は、どんな党活動家に会うかによって光り輝いたり、埋もれたりする。

初級党書記が党の科学技術重視、人材重視思想を体現し、自分の分野の科学技術に精通してこそ人材との活動を立派に行うことができる。

初級党書記は、自分の単位の技術陣、人材をもれなく掌握し、彼ら一人一人が自分の役割を堂々と果たせるように力添えもし、条件も整えてやり、彼らの探究過程と結果に対しても共に責任を負わなければならない。

初級党の活動計画に科学技術発展計画を重要な項目に反映し、その実行のための活動を通じて技術者、技能工の水準を高め、その隊伍を増やしていかなければならない。

初級党書記は、科学技術普及拠点を着実に運営することにつねに深い関心を払い、活動家と従業員が科学技術の学習を強化するようにしなければならない。

初級党委員会が、活動家と従業員に科学技術学習課題も与え、その遂行状況をはっきり検閲して、彼らが科学技術の学習を党の政策的要求と見なして学習過程を自身の技術・技能水準を絶えず高める過程につくるようにしなければならない。

党の決定実行と人民経済計画の遂行において科学技術を常に先行させ、提起される問題を科学技術の力、大衆的技術革新によって解決していく気風が満ち溢れるように党的によく後押ししなければならない。

金正恩総書記は、自分の単位に課された党の決定実行いかんは党、行政、技術幹部の3位1体を実現するかどうかに重要にかかっていると強調した。

行政・技術幹部を押し立てて彼らの意思を尊重してやる問題、従業員が行政・技術幹部の指示を重く受け止めて適時に実行していくように党的によくバックアップする問題をはじめ、3位1体の主人である初級党書記が堅持すべき活動原則について述べた。

金正恩総書記は、党の決定貫徹に奮い立った党員と勤労者の熱意を高調させる上で給養活動をよく行うのが持つ重要性について述べた。

初級党書記はどうしてでも従業員の生活上の問題を解決するという覚悟を抱き、粘り強く努力して、給養活動ではっきりした改進をもたらすべきだと述べ、各単位の給養活動は徹底的に初級党書記の役割であり、いかなる条件の下でも従業員が実質的なおかげを被るようにするのが本当の給養活動であると強調した。

経済活動に対する国家の統一的指導と管理に徹底的に服従し、国家の利益を先立たせて給養活動を押し上げる上で提起される問題について指摘しながら、自分の単位の特性と変化する現実的条件に合わせて給養の土台を活性化し、供給システムと方法も合理的に確立することについて述べた。

金正恩総書記は、全ての単位で事故を徹底的に防止することについて強調した。

初級党書記が直接責任をもって単位の実態を定期的に、具体的に調べて点検し、革命的制度と秩序を確立し、全ての活動家と党員と勤労者がその要求通りに働き、生活するようにし、安全第一主義の見地から事故の要素をもれなく探し出して取り除くための活動を先を見通して行うことについて指摘し、特にわが人民の生命安全に関連して不備な問題を探して対策を立てる活動を着実に行うべきであると強調した。

金正恩総書記は、初級党を戦闘力と団結力の強い生きて活動する集団につくる上で提起される方途を提示した。

初級党書記なら当然、初級党を党と革命の一つの哨所を頼もしく担当する強力な政治的・思想的基盤、活力ある戦闘隊伍につくることに一意専心すべきであると述べ、初級党を名実ともに党中央と思想も同じ、志も同じ、行動も同じである忠誠の全一体に固めていくことについて指摘した。

活動家と党員に情勢と環境がいかに変わっても、伏せておいても、裏返してもひとえに党中央に従う一つの方向で絶対に揺れない信念を刻み付けること、これが初級党活動の出発点、総体的志向点にならなければならないと強調した。

初級党書記は、活動家と党員が党中央の革命思想を無条件的な真理として信奉し、ただそれに立脚して全てに対し、党中央の志と構想を絶対的に支持し、一意専心で支えていくことを最も神聖な義務、最高の栄誉に刻み付けるようにすべきであると述べた。

初級党書記が自分の単位の政治的参謀部である初級党委員会を立派に整え、委員らの役割の向上に力を入れることについて強調した。

金正恩総書記は、初級党の強化は党細胞の強化を前提にすると述べて、次のように続けた。

自分の単位の党細胞が全て健康で血気旺盛な細胞になれば、初級党はそれこそ戦闘力と団結力が強く、生きて活動する集団になりうる。

初級党書記は、細胞活動の主人である党細胞書記との活動を瞬間も逃さず、引き続き深化させていかなければならない。

細胞書記の隊伍から党員大衆の支持を受け信望のある中核で立派に整え、全ての細胞書記が10大課題と12の品性を常にかみ締めて細胞の活動に専心するように要求の度合いを強め、彼らの実務水準を高めてやるための活動をよく行わなければならない。

党細胞を人間的に団結した健康で血気旺盛な細胞につくる上で典型を創造し、その経験を一般化して、自分の単位の全ての党細胞を党中央が求める高さに押し上げなければならない。

初級党書記も、党細胞に属した党員であるだけに、細胞書記に対する態度、党の任務の分担を受けて実行していく姿勢で模範を示して党員によい影響を与え、細胞書記にも力になるようにしなければならない。

金正恩総書記は、党員と勤労者を政治的・道徳的に準備させる活動と党の決定実行のための活動も全て対人活動をどう行うかによってその結果が左右されると述べ、初級党書記が対人活動を根本的に改善する上で提起される問題について述べた。

初級党書記が対人活動をよくするにはまず、従業員の中に深く入って彼らの心と人柄を正確に診断すべきであると述べ、従業員と定期的に仕事も共にし、談話もしながら情を厚くし、彼らの率直な声、心の訴えを聞くために努力しなければならないと述べた。

金正恩総書記は、初級党書記が対人活動を対象の特性に即して創造的に行うことについて述べた。

初級党書記は、対人活動を千編一律に行ってはいかなる成果も期待することができないということを銘記し、効果的な方法論を絶えず探究し、能動的に活用することについて強調した。

母親が息子と娘に話す言葉が異なり、成長の段階に応じて対する態度も異なるように、初級党書記は従業員が数百、数千人であっても彼らとの活動を各々の人の特性とその環境に即して創造的に行わなければならないと述べた。

進取性に富み、楽天的な青年との活動、子どもと家庭生活に神経を使う女性との活動、仕事と生活で欠点を犯した人との活動をはじめ、対象別に応じた活動方法について詳細に明らかにした。

金正恩総書記は、初級党書記が従業員の生活を温かく見守ることについて強調した。

今、事がスムーズに運ばれている単位の活動において共通点は、初級党書記が従業員の生活に深い関心を払い、提起される問題を一つでももっと解決してやるために努力していることであると述べた。

従業員は、初級党書記が自分に会いに来てなめている困難と苦衷について聞いてみるだけでも感動し、自分らのために気を使う党活動家の心を知るだけでもまたとなくありがたく思い、大事に見なすと述べ、従業員をより温かく見守り、生活上の困難をなくしてやるために常に苦心しながら真心を尽くすことについて述べた。

初級党書記は人民の忠僕であるという自覚を抱いて従業員が悩んでいる問題、難問を夜道を歩いてでも、なんとしても解決してやることを習慣に固めるべきであり、母にとって憎い子ども、かわいい子どもが別にいないように従業員みんなを家族の一員として温かく対してやり、人見知りしたり差別したりしてはならないと述べた。

金正恩総書記は、初級党書記が対人活動を慎重に円熟に行いながらも、原則を堅持することについて明らかにした。

個別の一人や二人の言葉だけを絶対視したり、皮相や憶測によって人々の中で提起される問題に軽率に対するのは最大の禁物であると述べ、初級党書記は絶対に主観と偏見にとらわれず対人活動を公明正大に、老熟に行うべきであると述べた。

特に、人々の政治的運命に関わる問題を決めるに先立って、提起された内容を十回、二十回再確認し、党と革命の利益の見地から慎重に処理することを体質化することについて強調した。

人々を温かく対して見守り、尊重するということは決して、盲目的にちやほやし、誤ったことも見ない振りをして機嫌を取ったり、お人よしのように過ごせということを意味しないと述べ、初級党書記が従業員を人間的に熱く対しながらも原則的に教育しなければならず、否定的傾向とは妥協することなく闘争を厳しく展開しなければならないと語った。

金正恩総書記は、初級党書記が対人活動をよく行うには高い実力を身につけなければならないと述べた。

厳しくて困難な環境の中で雄大な目標を実現しているこんにちの社会主義建設は、人々を教育して改造し、奮い立たせるべき任務を担っている初級党書記がいつよりも高い実力を身につけることを求めていると強調し、実力を高める上で基本は党の路線と政策、党活動の実務に精通することであると明らかにした。

わが党の路線と政策が集大成されている党大会と党中央総会の文献の学習を第一に据えるべきであり、一度や二度読んでみることでとどまるのではなく、定期的に引き続き詳しく見ながら完全に自分のものにして、大衆の中に入って自由自在に解説できるようになるべきであると述べた。

初級党書記が党報を一日も抜かず学習することを生活化して、党中央の思想と意図を日常的に摂取し、党の政策貫徹のための方法論を体得しながら、政治・実務水準を絶えず高めなければならないと述べた。

党活動に関する学習を引き続き深め、自分の部門の専門知識と自分の単位の事業に関する知識と技術を習得し、蓄積することをはじめ、発展する時代にふさわしく多面的な知識を体得するために虚心な姿勢で粘り強く学ぶことを強調した。

金正恩総書記は、初級党書記が活動の実践を通じて経験も積み、教訓もくみ取りながら緻密(ちみつ)な組織力と力強い掌握力、強い統制力と頑強な実行力を育むことについて指摘した。

初級党書記が対人活動をよく行うためには、気高い人民的品性を培養すべきであると述べ、政治的・思想的に堅実で高い実務能力を身につけたとしても、作風が荒くては人々から遠ざかるようになるということについて明らかにした。

高い党性、強い原則性と共に、気高い人間性と厚い人情味は初級党書記が身につけるべき基本品性であり、人々がおのずと引かれるようにする人間的魅力であると強調した。

初級党書記が人を限りなくいたわり愛する熱い心を持ち、従業員のこんにちの生活だけでなく、今後の展望にまで責任をもつ立場に立って心から見守り、導くことについて述べた。

謙遜さとざっくばらんさ、清廉潔白さは常に人々を相手とする初級党書記にとって必須の品性であると述べ、初級党書記が従業員をいつも明るい顔で礼儀正しく、豪放に対してやるべきであり、私利私欲を追求せず、質素に生活することについて述べた。

初級党書記は、身なりと言行を高尚にし、人々の心の琴線に触れ、集団の雰囲気を楽天的に主導することのできる豊かな文化的素養とロマンの情緒を持つために意識的に努力することについて述べた。

金正恩総書記は結語で、省、中央機関の党書記と里党書記が責任感と役割を強めることについて特別に強調した。

省、中央機関の党書記は、党の路線と政策の実行を全国的範囲で手配し、指揮する国家行政指導機関の事業に党的に責任をもっていると述べ、自身がどんなに責任ある時期に、どんなに責任ある任務を引き受けているのかを肝に銘じ、機関内の全ての活動家が党生活、政治生活を通じて自身を絶えず修養、鍛練しながら、党の政策実行のための作戦と指揮を立派に行うように導くことについて述べた。

国家事業の全般に画期的な進展をもたらし、毎年、人民経済発展の実際の成果を収めるべきこんにち、党中央は省、中央機関の党書記の役割の向上に大きな意義を付与していると述べた。

全国の農村を完全に変貌させるための歴史的な闘いで、里党書記の肩の上に負わされた任務はたいへん重いと述べ、全国の里党書記が農村革命の偉大な新しい時代に党活動を行う高い栄誉と責任感を抱いてより奮発し、奮闘することについて述べた。

金正恩総書記は、党中央委員会の各部署と道・市・郡党で初級党書記の役割を強めるための活動に深い関心を払うことについて強調した。

初級党書記の隊伍をしっかり整えることに力を入れ、彼らに対する教育と実務水準を高めるための活動をよく行うことについて述べた。

金正恩総書記は、党中央は人民が願うものを政策、国策として策定し、全党の初級党組織はそれを徹底的に実行して人民がおかげを被るようにするのが人民の党、忠僕党の本分を全うするわが党の固有な活動方式であり、これがすなわち、党中央が主張する初級党役割論、初級党重視論であると明らかにした。

初級党書記の真の姿は、母のように思慮深くて思いやりに富み、人民に一つでも福利を与えるために心魂を傾ける忠僕の姿勢にあると述べ、歳月のむごい風波の中でも党を母なる党に限りなく称揚する人民の期待に報い、党が人民の党、忠僕党としての政治理念と歴史的使命に忠実であるには全党の初級党書記の姿からが一様でなければならないと強調した。

金正恩総書記は、全ての初級党書記が人民の党、忠僕党の政治活動家としての本分を深く自覚し、わが人民を一日も早く豊かに暮らせるようにし、わが国家を偉大な社会主義強国に浮上させるための聖なる闘いへ邁進(まいしん)しようと熱烈に呼びかけた。

敬愛する金正恩総書記が朝鮮労働党第2回初級党書記大会で行った綱領的な結語は、偉大な金日成・金正日主義の旗印高く全党の全ての基層党組織を全面的な国家繁栄の新しい時代に相応する組織力と戦闘力、活動性を持った忠誠の隊伍に精鋭化し、全ての党員と勤労者を党大会が明らかにした雄大な闘争綱領の実現へと力強く鼓舞、激励する威力ある戦闘的旗印となる。---