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「北朝鮮の民主化と統一を成就するまで、我々を導いてください」

「私たちのそばに黄長ヨプ先生がないということが、まだ実感出来ないです。黄先生は、北朝鮮民主化と統一の精神であり、思想として生きているからです」

故・黄長ヨプ・北朝鮮民主化委員会委員長の逝去1周忌を控えて6日に開かれた「故・黄長ヨプ先生の1周忌追慕文化行事」で、黄氏を記憶する各界の人物が参加した。参加者は追悼の辞を通じて、黄先生が生前に見せた革命家、思想家としての記憶を思い出しながら北朝鮮民主化の意志の継承を約束した。

オ・ユンジン濫??ォ軍は、黄氏の強い意志を崇拝したと明らかにし、「過去10年間の左派政権によって格子のない監獄での生活を強いられた。外国への亡命も勧めたが、先生は『私の祖国は韓国だ。他国に亡命するつもりだったなら、脱北していなかっただろう』と答えられた」と述べた。

続いて「体調が悪化し病院への入院を勧めた事もある。しかし、先生は病気でベッドで横たわって死ぬよりも(金正日が送った北朝鮮工作員)ナイフで斬られて死ぬほうが光栄なことと言って拒否した」と回顧した。

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グォン・ヨンヘ元国防長官は「我々は、北朝鮮の民主化と統一のために黄長ヨプ先生の意志を再確認する場に参加した。未だに先生が私たちのそばを去ったという事実が信じられない。先生が韓国で意志と魂、そして哲学的思想を基に生きられたからだ。私たちは先生の意に沿って、祖国の神聖な意味を成さなければならない」と強調した。

黄氏が韓国定着後、唯一の親友だったジュ・ソンG長老会神学大名誉教授は、2003年に黄氏がジュ教授に送った手紙を追悼の辞の代わりに朗読した。

同教授は「2003年4月20日は亡命してから6年になる日。息苦しい心情を書いてみる。このまま死んではいけないという囁き声…このまま死ぬ権利もない。ひ弱な身ではあるが、もう一度整えて道を探さなければならない。最後まで戦い、戦場でこの世を去りたい」との黄氏の手紙を朗読し、目頭を熱くした。

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パク・グァンヨン前国会議長は、黄氏の遺志を次ぐ事を誓った。「今、我々は黄先生と話す事が出来ないが、先生の夢を知っている。その夢は、北朝鮮民主化と7千万同胞の統一です。黄先生、北朝鮮民主化と統一のその日まで、私たちを導いてほしい。大韓民国はあなたを忘れない」と述べた。

脱北者代表の追悼辞も行われた。キム・ヨンスク北朝鮮民主化委員会副委員長は、「黄先生は90歳を超える往生をされると思っていた。何故、こんなにも早く去ってしまわれたのか。先生は好衣好食の為にやって来られたのではない。生前に著書で私たちの進路を示して下さり、今後も私たちのの灯台になるだろう」と話した。