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北朝鮮の国会に当たる最高人民会議第14期第6回会議が6、7日の両日にかけて平壌の万寿台(マンスデ)議事堂で行われた。朝鮮中央通信が報じた。

2021年9月の最高人民会議第14期第5回会議に出席した金正恩総書記は、今会議は欠席した。

最高人民会議代議員と、オブザーバーとして朝鮮労働党中央委員会、最高人民会議常任委員会、内閣、武力、省、中央機関の活動家、市・郡人民委員長、道級機関の活動家らが会議に出席した。

崔龍海(チェ・リョンヘ)国務委員会第1副委員長(最高人民会議常任委員長)と金徳訓(キム・ドックン)国務委員会副委員長が幹部壇に登壇した。李日煥(リ・イルファン)、呉秀容(オ・スヨン)太亨徹(テ・ヒョンチョル)、金才龍(キム・ジェリョン)氏ら、最高人民会議常任委員会の各副委員長、書記長、委員、最高人民会議副議長が幹部壇に上った。

崔龍海(チェ・リョンヘ)氏が、開会の辞を述べた。会議では、以下の4つの議案を決定した。

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1.朝鮮民主主義人民共和国内閣のチュチェ110(2021)年の活動状況とチュチェ111(2022)年の課題について
2.朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ110(2021)年国家予算執行の決算とチュチェ111(2022)年国家予算について
3.朝鮮民主主義人民共和国育児法を採択することについて
4.朝鮮民主主義人民共和国海外同胞権益擁護法を採択することについて

第1の議案について金徳訓内閣総理が、第2の議案についてコ・ジョンボム財政相が報告を行い、討論された。

討論では、「国家経済発展5カ年計画遂行の初年の活動が正確に総括、決算された」「党中央委員会第8期第4回総会が示した綱領的課題を成功裏に実行できるように今年の内閣の課題が明確に提起され、国家予算も正しく編成された」としながら、支持と賛同が表されたと同通信は伝えた。

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また、「昨年の闘いで収められた成果と経験、現れた欠点と教訓を厳正に分析、総括し、自分の部門、自分の単位の活動を政策的要求に即して発展させていくための現実的かつ方途的な問題を提起した」という。

会議では、「朝鮮民主主義人民共和国内閣の活動報告とチュチェ110(2021)年国家予算執行の決算を承認することについて」と最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ111(2022)年国家予算について」が採択された。

第3の議案と第4の議案について姜潤石(カン・ユンソク)最高人民会議常任委員会副委員長が行い、最高人民会議常任委員会は、社会主義憲法第95条に従って「育児法」と「海外同胞権益擁護法」の草案を本最高人民会議の審議に提起し、代議員たちは、草案を協議した。最高人民会議は、法草案の当該の条文に反映することにしたという。

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討論がおこなわれ、最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国育児法を採択することについて」「朝鮮民主主義人民共和国海外同胞権益擁護法を採択することについて」が、全員賛成で採択された。

崔龍海氏が閉会の辞を述べた。