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北朝鮮の内部消息筋は30日、『平壌10万戸建設事業』が早まっていると伝えながら「チャンジョン通りは全部で3万世代だが、骨組みはほぼ完成した状態だ」と語った。

チャンジョン通りとは平壌の中心通りであり『万寿台議事堂』『金日成銅像』『万寿台芸術劇場』がある。北朝鮮は、金日成生誕100周年を記念すると同時に、体制宣伝と金正恩の業績作りを兼ねて来年の完成を目標に資材と人材を集中している。

2012年を強盛大国の元年として宣言することを目指している北朝鮮は『4月春の芸術祝典』と『4.15太陽節』をむかえるにあたって世界各国からの人々を招請し、大々的な行事を行う計画だという。否応なく『チャンジョン通り』も注目されることから金正日は特別の指示を出して完成を急いでいると見られる。

消息筋によると「当局から、現場の建設監督に当局から10月10日の党創立記念日まで外観を完成させろとの指示が降りたことから工事のスピードが速まっている」とのことだ。

また「40階まで建てようと5月末に始めたが、35階まで完成した。建設作業ではセメントがはやく固まる液体が使われており一日に3階を建てる時もあるぐらいだ」と話す。

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北朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』は29日、「昼夜関係のない果敢な攻撃戦が繰り広げられた結果、短期間で超高層住居の骨組が一気に40階までほとばしる輝かしい建設速度が創造された」と紹介しているが、建設現場では事故が起きていることも伝えられた。

「工事を早めろと強要するので安全対策が後回しになっており墜落事故が多発している」

また、平壌内では主要道路の拡張工事と周辺環境の整備事業も早まっているとのことだ。

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「普通江(ポトンガン)、平壌体育館前の道路などは拡張工事が終わった。通りには花壇が備えられきれいに整備されている状態だ」

しかし、チャンジョン通り以外の住居建設現場における工事の進展は遅いと消息筋は伝える。

「道路周辺の家は当局が工事を進めている場所だけがきれいに整えられている。統一通り、ヒョンデ山通り、ヨンャ湯ハり周辺の建物は2009年10月に全て撤去されたが、工場企業所に工事を丸投げで進んでいない」

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