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北朝鮮で最高に人気がある製品は相変らず韓国の商品だ。既に4年くらい前からのことである。

最近では更に、韓国の商品をはじめとする外国ブランドのマークがついた服が人気という。

中国の丹東で会った北朝鮮の貿易業者カン・チョンホ(仮名)氏は、“最近朝鮮(北)では、韓国や日本などの外国の商標が入った服を着ていたらよい待遇を受ける”と言い、”朝鮮にもブランド服を求める時代が来た”と語った。

カン氏は住民たちが好む商品は、韓国と日本から輸入した中古ブランドの衣類と説明した。もちろん、新しいものならもっとよいが、あまり値段が高いものよりは、ブランドの価値をいかしつつ、値段が安い古着が人気だという。

古着100キロを1千人民元で取り引き

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このため、代表的な外国商品の流入通路である新義州の市場には、中国から輸入される古着があふれている。新義州の商人たちは丹東から日本産の古着も取り寄せて収益をあげている。

新義州の商人たちは日本の古着100キロの包み1つを1千人民元(韓国の貨幣で約13万ウォン)で受け取り、これを他の商人たちに300ドル(韓国の貨幣で約27万ウォン)で渡すという。もちろん、こうした値段で取り引きされる古着はA級だ。

新義州には韓国産の古着もかなり多く流入している。新義州の税関は韓国産の商標が入った衣類や電子製品を、公式には通過させない。税関を通過するには商標をとり除かなければならない。だが、市場に出回る商品の中には、韓国産のブランドマークが付いたものも多い。

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ジーパンは相変らず統制の対象だ。このため、商人たちは需要が多い女性用衣類を求めるそうだ。カン氏は“女性用のズボンはおしりにぴったり合った黒色のズボンが人気”と言った。韓国産の皮ジャンパーの古着は、北朝鮮の貨幤約10万ウォン(韓国の貨幣で約3万ウォン)で取り引きされているという。

新義州の市場ではサムャ唐祗Gの中古コンピューター、サムソンのカメラなどもたくさん売れているという。カン氏は“韓国の商品を売る人たちの間には、全て権力機関が入っている”と言った。

また、“同じサムソンの製品でも、中国で作った商品は大丈夫だ”と言った。つまり、‘Made in Korea’は取り締まっても、中国の現地の工場で作った‘Made in China’は大丈夫だということだ。だが住民たちは、中国の工場で作った製品よりも韓国の本社の製品を好む。

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一方、対北支援で入って行く韓国の品物は、既に市場で販売されている。カン氏は“対北支援物資を管理する党機関などの対南部署の暮らし向きが最近よくなった”と述べ、”韓国が支援した品物の一部は配って、残りは市場で売って沫??゙さぼっている”と語った。

更に、“以前は外国に出る機会が多い外交官などが脚光を浴びる職業だったが、このごろはみな、対南部署に配置されることを希望している”と伝えた。