人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、故金日成主席の実弟、金英柱(キム・ヨンジュ)前最高人民会議常任委員会名誉副委員長が死去しと明らかにした。

同通信は、金正恩総書記が14日、「金英柱氏の死去に深い哀悼の意を表して花輪を送った」と報道。「金英柱氏は、党と国家の要職で長い間、活動しながら党の路線と方針を貫徹するために献身的に闘ったし、社会主義建設を力強く推し進め、朝鮮式の国家社会制度を強固にし、発展させることに貢献した」と伝えた。

1920年生まれの金英柱氏は、金主席の後継を巡り甥の故金正日総書記と競争関係となり、1970年代半ばから1990年代の初めまで慈江道(チャガンド)に遠ざけられていた。その後、後継者の座を固めた金正日氏により、1993年12月に副主席に選ばれた。