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韓国の高校生は、修学能力試験が終われば、つかの間でもそれまでにたまったストレスを発散できる。

だが、北朝鮮の受験生たちには余裕がない。なぜならば、予備試験(韓国の修学能力試験に該当)が終わった後も、大学の本考査の準備をしなければならないからだ。

北朝鮮では2002年の全国民服務制(義務兵役制)の導入以後、一般の中学校(韓国の中、高等学校に該当)の卒業生は、すぐに大学に行くことができなくなった。第1中学校や外国語学院(韓国の特別目的高校に該当)の卒業生だけがすぐに大学に行くことができる。

第1中学校の卒業生たちにとっては、学校の卒業試験が大学の推薦を受けるための予備試験になる。良い大学に推薦を受けるため、卒業試験に最善をつくす。

卒業試験は大学に行くための2つの関門のうちの1つだ。多くの生徒が“試験結果がどうであっても、ひと山越えた”と言いながら一息つく。

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だが、学校では生徒たちが気を緩めれば本考査をきちんと受けることができないのは勿論、さまざまな社会問題が発生するかもしれないと心配し、生徒たちを最大限統制しようと務める。その方法の1つが‘卒業生活総和’だ。

多くの中学校では卒業試験を12月中ばに行う。金日成総合大学は翌年の2月初め、それ以外の大学は3月初めに本考査を受けるため、受験生たちには本考査を準備する前に1週間程度休息できる期間がある。

学校はこの一週間にも、生徒たちが休めないようにして、‘年末及び卒業生活総和’というものを行う。

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12月末の一週間、毎日朝から午後遅く、甚だしくは夕方まで行われる生活総和で、卒業生たちはこの1年間の過ちだけでなく、学校生活6年間の過ちまでも、すべて反省しなければならない。生徒全員が自己批判をしなければならないが、自己批判だけでも20~30分間の発浮?