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北朝鮮で収穫の始まりと共に軍人による農場襲撃が多発していると、内部情報筋が15日、伝えた。自然災害や肥料不足で作況が良くない上に兵士の略奪も重なり、住民は頭を抱えている。

咸鏡北道の情報筋は、「自然災害と肥料不足から、トウモロコシが不作で頭が痛い上に、兵士が乾燥すらしていないトウモロコシを略奪していくので、夜も眠れない」と伝えた。

「軍人の一日の食糧供給量が以前より大幅に減っており、人民武力部後方総局は各部隊に食料の自主解決を指示した。現在の空腹も問題だが、冬に備えて軍人が備蓄目的で奪っている」と説明した。

情報筋によると、会寧では、教導大隊と警備隊の兵士が縄張り争いを行っているという。農場の周辺には、335教導連隊直属5大隊と国境警備司令部27旅団32連隊2大隊本部が位置している。

この二つの部隊それぞれが農場を自分たちの物であると考え、昼夜を問わず略奪しているという。

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