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情報筋は「農場の除隊軍人警備員に捕まえられた兵士の話によると、各分隊は訓練前(12月1日)までにトウモロコシ200キロの確保が命じられたという」と伝えた。分隊は通常10人編成だ。

「トウモロコシを脱穀し倉庫に収納された後には盗難が容易でない。トウモロコシを乾燥させている今が狙い時だ」と付け加えた。農場員はトウモロコシを守るために、非常勤務を行っているという。

情報筋は「若い除隊軍人や彼らの家族まで警備を行っているという。軍人たちを見ると、かわいそうな気がするが、家族のために仕方なくパトロールを行うしかない」と話した。

北朝鮮の農場では、8月中旬にトウモロコシを収穫する。天日干しをした後に農場員に分配する。農民にとってはトウモロコシが食料の全てであるので、必死にトウモロコシを守っているのだ。

一方、慢性的な経済難と肥料不足、自然災害が重なり、食糧事情はますます悪化している。最近では、優先供給されている軍人への配給も減っていると消息筋は伝えた。

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咸鏡北道の別の情報筋も「密輸をしている少数の士官を除いては、つい先日入隊した軍人ですらも栄養失調でまともに歩くこともできない」と伝えた。