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李明博大統領が来月中旬にオバマ大統領の招請によって米国を国賓訪問すると、ホワイトハウスが13日(現地時間)明らかにした。来月13日にホワイトハウスで首脳会談が行われる予定だ。

李大統領とオバマ大統領との首脳会談はこれまでに計5回開かれたが、国賓訪問は今回が初めてだ。オバマ大統領が国賓として首脳を招待したのは、インド、メキシコ、中国、ドイツに続き、今回が5回目だ。

外交界では、李大統領の国賓として招待したことをめぐり、米国における韓国の外交的地位を確認する象徴として受け止めている。

ホワイトハウスは「今回の訪問は、両国間の強力な同盟、世界的なパートナーシップ、経済的な絆の深さを象徴するもの。米韓両国民の強い友情の連帯を祝う契機になるだろう」と強調した。

大統領府の重要な関係者は14日、聯合ニュースとの通話で「国賓訪問に大きな意味がある。両国がこれまで築いてきた戦略的な同盟関係をさらに強化する契機になるだろう」と述べた。

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統一研究院の パク・ヨンホ 専任研究委員は、デイリーNKとの通話で「米国が国賓として招待したのは、最大限の礼儀を表している。米国が韓国を非常に重要な外交的パートナーと考え​​ている事を表す政治・外交的な象徴」と述べた。

今回の首脳会談の主要議題は、▲自由貿易協定(FTA)▲北核問題を含む対北政策での協力▲米韓同盟関係の成果と発展方案などになるものと見られる。

これまでの米韓首脳会談は具体的な合意ではなく、宣言的な合意に留まっており、今回の会談でも新たな合意に達する可能性は低いが、FTA批准問題では具体的な議論が伴うものと見られる。

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両首脳はFTAをwin.win戦略と認識しているが議会での批准に手間取っており、今回の会談に注目が集められている。一部では、李大統領が上・下院演説を通じて早期の批准を促す可能性を提起している。

核問題など両国の対北政策も議論されると観測される。核問題などでの北朝鮮の立場の変化がない状況に応じて、両首脳は既存の対北政策の原則を再確認するものと予想される。

パク研究委員は「戦略的忍耐を持ち、いつでも話し合うことができるという立場を確認しながら、扉を開けているので、非核化と関連した措置を取る様に要求するだろう」述べた。また、強盛大国元年(2012年)を控えて、北朝鮮が中国とロシアとの関係を強化している状況で、権力の継承、改革開放など、体制の将来における緊密な調整が行われるだろう。

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外交安保研究院のユン・ドクミン教授は、「北朝鮮問題での両国の協力を深めるきっかけになるだろう。南北関係については、現政権の対北政策を支持する水準だろう。対話の扉は開いているので、北の誠意ある措置を観望するという立場を見せるだろう」と予想した。

6月にワシントンで開かれた米韓外相会談でも「北が変化する必要があり、韓国との関係改善にまず取り組まなければならない」という立場を確認している。