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国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルは4日(現地時間)、今年2月から8月初旬の制裁の履行状況をまとめた中間報告書を発表。北朝鮮はコロナ禍の中でも核・ミサイル開発を続けていると明らかにし、国際社会の制裁を逃れるための手法が高度化しているとも指摘した。

パネルは北朝鮮が「大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したり核実験に取り組んだりする様子は見られなかった」としながらも、「新型短距離弾道ミサイルの試射を行い、従来の弾道ミサイルおよび核関連インフラは引き続き開発されている」と指摘。2020年12月と今年2月に撮影された赤外線画像などから、北朝鮮が寧辺(ニョンビョン)の核施設の実験用軽水炉で複数回の試験を実施したとの分析も示した。

一方、北朝鮮が新型コロナウイルスの流入防止のために続けている国境閉鎖が、「石油・石炭貿易に大きな影響を及ぼした」とも分析した。

北朝鮮はこの間、安保理決議で禁止されている石炭の密輸出を継続してきたが、これもコロナの影響で大幅に減少している。今年1~4月に不法輸出した石炭は約36万トンで、このペースが続けば北朝鮮の今年の年間石炭輸出量は約110万トンになる。これは、新型コロナの影響を受けた昨年(480万トン)の4分の1を下回る。

北朝鮮は国連安保理決議(2397号)に基づき年間50万バレルの石油精製品を輸入できるが、報告書によると、7月中旬時点で制裁委員会に報告された石油精製品の輸入量は安保理が定める年間上限の4.75%(約2万3750バレルに)とどまったという。

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