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北朝鮮の核実験や核武器・ミサイルなどの冒険的な軍事的行動は中国からの軍事依存度を減らすためだとの主張が提起された。

1日に開催されたセミナー「中北友好協力および相互援助条約と韓米同盟(主催:国家安保戦略研究所)で三星研究所のチェ・ミョンヘ研究委員は、中朝同盟の二国は同盟に対する認識が相異なったと指摘。「両国の外敵威嚇の評価に対する理解の温度差が、双方の歩みに対して確信できなくさせながら相手方のポジション変化に対する不確実性を増加させる」と説明した。

同研究委員によれば、北朝鮮が期待する中朝同盟とは、中国が米帝国主義と闘争する東方最前線である北朝鮮に人的・物的・政治外交的次元で条件なく提供することだが、その反面、中国は改革・解放以後に、北朝鮮の希望とは違い始めたとのことだ。

中国は改革開放以後、北朝鮮の『革命戦略』支援を撤回し、朝鮮半島停戦体制の『安定化』という現状維持を望み、米国とも継続的に戦略対話を進行させたと説明する。

「このような中国の歩みに北朝鮮は対中国軍事的依存より『冒険主義突出行動』を通じて自国の地政学的地位を浮上させた。また、核武装と同じ『自己救済策』で軍事同盟に対する依存を低くする代案を選択する以外になかった」とチェ研究員は分析する。

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同時に、「弱小同盟国(北朝鮮)の『予測不可性』『冒険主義』自体は、強大国(中国)に深刻な挫折感といらだちをもたらす。強大国は、体制の不安定性に対する憂慮を考慮せざるをえない」としながら「強大国の憂慮感が弱小国に一つのレバレッジと交渉力を提供することになるだろう」と説明した。

引き続き「中国は、北朝鮮の地政学的価値によって北朝鮮を自身の意図のとおり強制できなかった。中国はこのような北朝鮮の行為に対して自国の安保上の潜在的威嚇が北朝鮮自らの歩みでも始まることができると認識している」と付け加えた。

チュ・ピョン北京大学国際関係学院教授は、朝中同盟条約が北朝鮮と中国が相互で一致した視点で始められなかったという点に同意しながら「北朝鮮の核保有努力は旧ソ連という強力な保護を失い、中国から十分な援助結果を得られrないことに起因すると見られる」と強調した。

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また、「中国は、中朝条約を必ず負担しなければならない義務とは考えず、北朝鮮の『保護者』としての役割に対しても完全に肯定を浮?ウなかった。1961年の中朝条約は、冷戦が集結した20年間で完全に『有名無実化』した」と主張した。

チュ教授は、中朝条約にともなう北朝鮮への中国の義務として▲対北朝鮮大規模軍事装備輸出と武器・軍事援助▲韓米合同軍事訓練に相応する北中軍事訓練▲北中軍隊の管理・情報疎通上の一体化などの中朝『同盟関係』と指摘しながら「予測可能な将来において北京は北朝鮮に対するいかなる軍事的援助のための政策を採択しないだろう」と主張した。

引き続き「中国の実用的な朝鮮半島外交の特徴は単に限定的な経済と外交資源の提供を通じて、金正日政権を維持し、平壌政権が急速に崩壊になるのを防止しながら南との関係改善と朝鮮半島の安定および接触の深化を肯定的に眺めること」と付け加えた。