韓国政府は22日、北朝鮮の金剛山の韓国側の財産の法律による処分と関連人員の撤収を要求した措置について、法的・外交的な措置を取ると明らかにした。
チョン・ヘャ涛揶齦舶?ケ官は、同日の定例ブリーフィングで「政府は、北朝鮮の一方的な措置は認められず、これと関連して発生する全ての責任は北にある。今後、政府は、我が国民の身辺安全を最優先しながら、法的・外交的な措置を含む必要な全ての措置を取るだろう」と明らかにした。
「北朝鮮が事業者間の契約と当局間の合意に違反し、金剛山の韓国企業の資産と人員に対して一方的な措置を断行するとした事は、非常に遺憾だ」と話した。
引き続き「万が一合意が達成出来無い場合には、国際機関などを通じて事業者が必要な措置を取れる様に規定されている。政府間の合意があるので、事業者の財産権の侵害に対して、政府レベルでさまざまな対策を検討している」と明らかにした。
具体的な対応策については「現在明らかにするのは適切ではない。北朝鮮の実際の行動を見て、事業者及び関連省庁と緊密に協議し、必要な措置を適切に取っていく」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金剛山に滞在している南側人員の撤収問題と関連し、「政府としては、国民の身の安全を最優先するという方針に基づいて事業者と協議し、金剛山地域に滞在中の国民14人の身辺に問題がないよう必要な措置を取るだろう」と明らかにした。
統一部当局者も「政府は、北側の凍結・没収をはじめ、今回の様な一方的措置について企業との緊密な協議を通じて対応していく。企業間での協議が終えた後に、金剛山地区の人員の身辺の安全問題を迅速に対処する」と話した。
現在、金剛山地区内には、施設管理担当者などの現代峨山の関係者をはじめとする14人が滞在中である。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面北側はこの日午前、金剛山国際観光特区指導局の報道官談話を通じて、「南朝鮮当局が南側企業の資産と利益の保護を完全に放棄したものと認め、金剛山国際観光特区にある南側の不動産と設備と輪転機材などの全ての財産の法的な処分を断行する」と一方的に通知した。