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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は25日、金徳訓(キム・ドックン)内閣総理が複数の経済部門を視察したと報じた。

金徳訓氏の視察報道は、5月に入ってから4度目となる。金正恩総書記以外の人物による視察報道がこれほど頻繁に報じられるのは異例で、金徳訓氏が経済分野で存在感を高めていることがうかがえる。朝鮮労働党が第8回大会(2021年1月)で打ち出した内閣中心の経済活動の方針を反映しているようだ。

金徳訓氏は、黄海北道(ファンへブクド)の黄海製鉄連合企業所、南浦(ナンポ)市のチョンリマ製鋼連合企業所と大安(テアン)重機連合企業所、大安親善ガラス工場、平安南道(ピョンアンナムド)の永柔(ヨンユ)鉱山、甑山(チュンサン)鉱山、平原(ピョンウォン)郡、大同(テドン)郡の複数の農場を視察した。

金徳訓氏が視察した現地では、「新たな5カ年計画の初年の課題を日程別に、徹底的に遂行し、国産化の原則に基づいて生産の成長を成し遂げる上で提起される科学技術上の対策が討議された」という。