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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は10日、「 追いつけ追い越せ・見習い運動と経験交換運動」との新しい運動を提唱する社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党はこれまで「三大革命赤旗獲得運動」「千里馬運動」「万里馬速度創造運動」などの大衆運動を提唱してきた。新たな運動を提唱することによって、金正恩総書記が労働党第8回大会で打ち出した「国家経済発展5カ年計画」に国民を結集させる意図があるようだ。

社説は、「全社会的に追いつけ追い越せ・見習い運動と経験交換運動を力強く展開するのはわが国家の底力、内部の力を最大に増幅させて祖国繁栄の一大全盛期を開くようにする最も効果的な方途である」と強調した。

また、「追いつけ追い越せ・見習い運動と経験交換運動を活発に展開すべきであるという党の方針は、思想、技術、文化の3大革命を力強く促すことに関する路線とともに、社会主義建設で堅持すべき重要な方針である」と述べた。

そのうえで、「どの単位でも先進単位に見習い、追い越すことを発展の死活の要求に掲げて生産と建設、経営活動の全過程が競争の過程で一貫するようにすべきである」と主張した。