北朝鮮国営の朝鮮中央通信によると、金正恩総書記の中国訪問3周年に際して、記念写真展示会が7日、在中国北朝鮮大使館、瀋陽総領事館、総領事館丹東支部で行われた。
金正恩氏は2018年3月、5月、6月と3回にわたって中国を訪問した。訪中と中朝首脳会談を記念することにより、中朝関係の親善をアピールする狙いがあるようだ。
北朝鮮側からは、李龍男(リ・リョンナム)中国駐在朝鮮大使と大使館員が展示会に出席し、中国共産党中央委員会の宋濤対外連絡部長をはじめとする中国共産党と政府の活動家らが出席した。
李氏は演説で、「朝鮮労働党総書記である金正恩同志の中国訪問は朝中親善の新たなページを開いたもう一つの重大な契機になったと述べ、両党首脳の崇高な意図と両国人民の志向と念願、根本利益に即して伝統的な朝中親善関係を発展させていく」と強調した。
中国の宋氏は「習近平同志を核心とする中国共産党中央委員会が伝統的な中朝親善を高度に重視していることに言及し、中朝関係が絶えず新たな段階に上がるように促していく」と強調した。