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国内の親北朝鮮団体が、今年の大統領選挙で‘反保守’、 ‘反ハンナラ党’の 闘争を公言している中、こうした活動の指針になる教育文件が22日、’南北共同宣言実践連帯’(実践連帯)のホームページで公開された。

‘2007年の大統領選挙の勝利のための原則と方途’という題の文件は、今年の大統領選挙の局面の各種の変数とシナリオを提示し、進歩陣営が大統領選挙で勝利するための戦略を、一目で分かるように説明している。

文件は今年の大統領選挙を“我が民族対アメリカの対決告}を基本とする進歩改革勢力と、親米保守勢力間の代理戦”と規定した。また、“進歩陣営は反保守連合で大統領選挙を必ず勝利に導かなければならない”と主張し、北朝鮮が去年から強調している反保守大連合路線をそのまま追従している。

“北朝鮮の核実験で情勢が不利になったアメリカが、ハンナラ党を中心にした新保守大連合を構築し、ニューライトなど外郭の親米保守勢力を育成して政権の交替をはかっている”と述べ、これに対する積極的な対応も要求している。

文件は進歩陣営の大統領選挙勝利の戦略として、‘6・15(共同宣言)+(反保守)大連合+大衆闘争’という‘大統領選挙勝利の方程式’を提示して、“6・15の盾と反保守大連合の槍で政局を圧倒すれば、現在ハンナラ党の支持率がいくら高くても、大統領選挙は進歩改革勢力の勝利で幕を閉じるだろう”と主張した。

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文件は特に、今年の大統領選挙の局面の転換のための‘大転換シナリオ’として、南北首脳会談を挙げた。

“2007年の大統領選挙の大転換シナリオは、南北首脳会談が円満に成功することだ。この場合、アメリカの立場が大きく弱まり、大統領選挙に直接の影響を及ぼしにくいだろう。また、ハンナラ党と親米保守勢力の孤立は加速化されるはずで、進歩改革勢力に非常に有利な政局が開かれるようになるはずであり、大統領選挙での勝利の可能性は高まる”

文件は“上半期に南北首脳会談が成功し、反保守大連合が実現して進歩改革勢力の候補一本化が可能になれば、大統領選挙は無条件勝利することができる”と主張した。

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一方、文件は反保守大連合の構築及び強化のために、“韓国の進歩連帯を中心に進歩陣営の組織的団結を実現して、民主労働党の大衆政治の基盤をもっと拡大しなければならない”と主張した。

韓国の進歩連帯は、国内の親北朝鮮左派の傾向がある団体が、8日にスタートさせた組職だ。進歩連帯は当初から北朝鮮の対南戦略を公にして貫徹しようとするのではないかという懸念を生じさせた。

今回の教育文件は、親北朝鮮団体が今年、北朝鮮と共に‘反ハンナラ党戦線’を構築するはずだという予測に符合する、また他の証拠であると指摘されている。