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総会は19日(韓国時間)、北朝鮮による外国人の拉致を非難する決議案を昨年に続き、2年連続で採択した。

決議案は北朝鮮の拉致行為を「他国民に対する組織的な人権侵害」であると非難する内容を含んでいると、共同通信が20日報道した。

アメリカと日本、EU(欧州連合)等の提案で上程された今回の決議案は、賛成99、反対21、棄権56票で通過した。昨年よりも棄権した国が減り、賛成票を投じた国が10カ国増えた。

国連総会の決議は、法的拘束力はないが、安保理の対北朝鮮制裁決議と北朝鮮人権決議に引き続いて採択され、北朝鮮に対する国際的圧力が強化されたという意味を持っている。

バンキムン国連事務総長を輩出した韓国は、昨年は棄権したが、今年は賛成票を投じ、中国とロシア、北朝鮮等は引き続き反対の意志を表明した。

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一方、北京で北朝鮮の核問題の解決に向けて6カ国協議が開かれている中、今回の決議案の通過は北朝鮮に対する国際社会の強硬な気流をみせるものであると、通信は分析している。