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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日、太陽節(故金日成主席の生誕記念日)にあわせて、金日成氏を「20世紀の傑出した偉人」と賞賛する記事を配信した。

記事は、金日成氏が「130余りの国の延べ7万人余りに及ぶ外国人と会った」とし「数多くの外国の友人が主席に会いたがり、会えば胸襟を開いて心中の考えまで申し上げることができたのは、主席の高潔な人間愛の魅力のためであった」と強調した。生誕記念日にあわせて、金日成氏の国際的な評価を際立たせ、権威を高める意図があるようだ。

また、カンボジアのシアヌーク殿下や、フィデル・カストロ氏と金日成氏の交友関係を紹介した。さらに、対立する米国のジミー・カーター元大統領が、金日成氏について「米国の建国と運命を代表したジョージ・ワシントン、トマス・ジェファーソン、エイブラハム・リンカーンの三大大統領をみんな合わせたものよりもっと偉大であると述べた」と強調した。

そのうえで、「金日成主席は人類が人徳の化身、20世紀の太陽に高くたたえる不世出の偉人である」と主張した。