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ソン・キム在韓米国大使内定者は21日(現地時間)、「北朝鮮が順調な権力継承をしたいなら責任ある行動をし、国際社会での義務を果たさなければならない」と述べた。

キム氏はこの日、上院外交委の承認聴聞会に出席し「北朝鮮は昨年の天安艦爆沈が継承過程に役立つと思っているのだろうが、これは誤算」と強調した。

北核特使を歴任したキム氏は「北朝鮮が外交、交渉に戻る用意が有るのかは、確認する事が出来無い。これが米韓両国が交渉再開に慎重な理由」と説明した。

「在韓大使として、平和的な方式で検証可能な朝鮮半島の非核化、長い間苦しめられている北朝鮮住民の生活改善に向け持続的に努力したい。北朝鮮の挑発的な行動を抑止することは勿論、北朝鮮との交渉戦略でも密接に連携ことを希望する」と述べた。

食糧支援問題については「まだ決定は下されていない状態。人道的な面で懸念があることを認識しているが、考慮すべき多くの要因がある」と述べた。

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軍事同盟と関連し、2015年の戦時作戦統制権の移譲や在韓米軍基地再編などの懸案に言及し、「在韓米軍の韓国市民に対する影響を減らすように、より小さなスペースを望んでいるが、朝鮮半島の平和を維持するための強力な抑止力を提供するだろう」と強調した

この日の聴聞会には、大多数の外交委委員らが政府債務の上限と関連したスケジュールで不参加し、30分で終わった。

ジム・ウェブ委員長は、聴聞会の後に「他の委員は、個人的なスケジュールのため出席できなかった。キム内定者は、可能な限り早期に承認されると思う」と語った。