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宗教活動は、北朝鮮体制にとって最も脅威的な要因として挙げられているが、実際の摘発では賄賂で逃れる事が出来るほどで、政府レベルでの警戒心がさほど高くないという指摘が提起された。

キム・ヨンファン時代精神編集委員は20日、天地日報主催でソウルのプレスセンターで開かれたフォーラム「北朝鮮の宗教の自由と人権侵害」で、「宗教犯罪に関連して摘発されたとしても正式に立件される事はなく、脅迫と金銭の恐喝だけが行われる事例が大幅に増えている」と述べた。

「宗教犯罪で正式に立件した捜査機関は、これを上部にごまかして報告をする。賄賂の額次第では、無罪や非常に軽い犯罪として処理している」と述べた。

資金的な余裕がない人も処罰をするのではなく、情報源やスパイとして活用するとキム委員は説明した。

また「北朝鮮内部で偽信者が増加し、宗教弾圧の基準が緩んでいる状況。信者の中には、本当の信者、偽信者、消極的な情報源などが入り混じっている」とし、韓国のキリスト教は「北朝鮮内部の宗教組織の現状を理解することが非常に重要だ」と強調した。

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また、宣教師や北朝鮮の信者の証言を引用し、北朝鮮の信者の70〜90(%)は食料や金銭の支援を望むだけの偽信者だと説明した。しかし、途中で宗教に関心を持つようになるケースもあると付け加えた。

北朝鮮の宗教の自由と関連し、「金正日独裁政権が健在な状態では、どのような形であれ宗教の自由は期待できない。金正日独裁政権を打倒し、北朝鮮に民主主義と自由をもたらすことが唯一無二の方法だ」と主張した。

開かれた北朝鮮放送のハ・テギョン代浮焉A「キリスト教と現在の北朝鮮体制は、水と油のような関係。金正日・ 金正恩体制が、キリスト教を許可すると判断するのは妄想に過ぎない」と強調した。

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「韓国のキリスト教は、金正日・金正恩政権の崩壊後に備えなければならない」と主張した。