北朝鮮の金正恩総書記が、ベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長(国家主席)とラオス人民革命党のトンルン・シースリット書記長(同)にそれぞれ口頭親書を送った。親書の発信日時は明らかにされていない。
同通信によれば、金正恩氏は両首脳に対する親書で、1月に開催した第8回党大会で「変化した内外の形勢と現実の要求に即して党と国家活動において新たな革新を起こすための科学的かつ現実的な闘争路線と戦略・戦術的課題を打ち出した」と伝えるとともに、「党の指導力を強化し、国家社会制度を強固にし発展させるための実践的な対策を講じ、国防力強化と北南関係、朝米関係に関する政策的立場を討議、決定した」ことを明らかにした。
また、社会主義体制の両国との協力関係を発展させていく意思を示したという。