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金正日が後継者金正恩と共に、朝鮮人民軍第963軍部隊を現地視察したと朝鮮中央通信が14日、報じた。第963軍部隊は、金正日と家族を警護する護衛司令部として知られている。

金正日は、この部隊の革命史跡館と沿革室を見学し、「軍部隊は、米帝をはじめとする帝国主義連合勢力を退ける祖国解放戦争の崇高な使命と任務を遂行した。部隊の将兵は、この誇らしい伝統を生かし、今後も祖国決死守護戦で百戦百勝の威容を奮わなければならない」と述べた。

また、金正日は、全ての指揮官が、現代戦の如何なる困難な戦闘任務も迅速に組織・指導出来る能力を兼ね揃えた万能の指揮官である点に、大きな満足を表示したと通信は伝えた。

この他にも通信は、「白頭山3大将軍の不滅の指導業績が熱く煮えたぎる軍部隊は、我々の革命の連隊旗ごとに白頭密林で開拓された首領決死擁護の伝統を継承し、党と首領を断固として死守し、この過程で28人の共和国英雄と72人の労力英雄などの多くの殊勲者を輩出した」と自評した。

この日の視察には、張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長、キム・ギョンオク党中央軍事委委員が同行した。

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金正日は今月初めに、訪中後初の公開活動として第963軍部隊の芸術宣伝隊の公演を観覧している。昨年の訪中直後にも同部隊の公演を観覧するなど、外遊日程を終える度に護衛司令部を訪問し、身辺問題の警戒を高めているとみられる。

この他にも、金正日が金正恩と共に国立演劇団が新たに制作した演劇「今日を追憶する」を観覧したと伝えた。

この演劇は、苦難の行軍時代に中・小型発電所を建設を決めた党の方針を実行するために、山間部で建設闘争を行った軍人の不屈の精神力と熱い郷土愛を強調している作品。