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シャープ在韓米軍司令官は29日(現地時間)、北朝鮮が特殊部隊の養成、核兵器、弾道ミサイルの開発に集中していると述べた。

シャープ司令官はこの日、米国の「ペンタゴンジャーナル」放送とのインタビューで、「北朝鮮当局は軍事力増強に集中し、住民の福祉、教育、自由などを軽視している」と明らかにした。

「北朝鮮軍は小規模な部隊を運用する作戦に長けているだけで、それ以上のパワーは備えていない。北朝鮮の軍事力が危険ではあるが、南侵を行うとすれば、米韓連合軍はこれを阻止するだけでなく、北朝鮮軍を完全に壊滅させることができる」と話した。

また「北朝鮮軍の規模と韓国との近接性を考慮すれば、北朝鮮軍が必ずしも優秀な戦力を保有する必要はない。北朝鮮軍の主な目的は、韓国を侵攻して出来るだけ多くの人々を殺傷する事である」と説明した。

続いて「北朝鮮は相手の譲歩を勝ち取るために挑発する。望みを勝ち取れば、また新たな挑発を繰り返している」と指摘した。

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北朝鮮の天安間・延坪島攻撃を例に挙げながら、「韓国内の世論を分裂させ、李明博政権の対北政策の変化を誘導し、支援を獲得しようとするだろう」と分析した。

一方、2008年6月に在韓米軍司令官に赴任したシャープ司令官は、今月14日に離任式を行い、9月には除隊する予定。