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北朝鮮の知識人の間では、韓国主導の統一を希望する割合が増えており、青年も韓国が自由で豊かな社会だと認識、北朝鮮住民の統一への認識に変化が起きているという主張が提起された。

NK知識人連帯のキム・ホンガン代表は30日、ソウル中区のプレスセンターで(社)セーブNKの主催で開かれたセミナー「北朝鮮から見た朝鮮半島統一」で、「北朝鮮の知識人の間で、必ず北の主導で統一されなければならないという考えがますます希薄化している」と主張した。

韓国国民の豊かな暮らしが伝えられ憧れと嫉妬が広まり、韓国主導の統一を希望する知識人が増えているということ。

また、統一の過程での周辺国のサポートも、中国ではなく米国を支持する方向に変化していると明らかにした。キム代表は「中国よりは米国のサポートの方が、利益になると考えている」と述べ、米国に対する認識が肯定的に変わっていると説明した。

同代表は、しかし、いまだに韓国主導の統一に拒否感を持つ知識人も相当数おり、どちらかによる吸収統一を受け入れにくいのも現実だと指摘した。

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北朝鮮の知識人に適切な統一認識を知らせるためには、「主体思想による統一政策の嘘と真実を示す資料を送るべきだ。南北統一をめぐる国際社会と東アジアの利害関係と葛藤を十分に理解出来る資料を送くらなければならない」と主張した。

成功的な統一を作る人々のキム・ヨンイル代表は、「北朝鮮の青年の統一認識が最も高まった時期は、1989年の世界青年学生祝典の時だった」と述べ、訪朝当時にイム・スギョンを見て、「南と北を自由に行き来する姿に、自由が何であるのかを考えるようになった」と話した。

「政府の一方的なフィルタリングを経た情報しか無い住民は、致し方なく統一が達成出来ない原因は韓国にあると考えてしまう。また、その一方では韓国を自由で豊かで幸せな社会と考えている」と明らかにした。