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金正日国防委員長の異母弟で駐ポーランド北朝鮮大使の金平日(キム・ピョンイル)氏が、今年5月に平壌に帰った後、自宅軟禁状態にあるという主張がなされた。

朝鮮日報は1日、北朝鮮の内部事情に精通した情報筋を引用し、「金平日氏は金正恩派の牽制を受けて自宅で軟禁状態との情報がある。現在、平壌では金正恩氏の後継に少しでも邪魔になると思われれば、ロイヤルファミリーも除去の対象となる状況だ」と報道した。

金正恩氏は金日成氏の外見と似せるための整形をすることで、金日成氏への懐かしみを刺激する目的があると言われているが、実際に金日成氏と似ているのは金平日氏であるがため、彼を牽制するだろう、と同紙は伝えた。

金正日氏は1974年に後継者として公認された後、異母兄弟を「枝葉」に分類、海外勤務を命じるなど権力から遠ざけた。ハンガリー、ブルガリア大使などを務めた金平日氏も、1998年からポーランド駐在大使として活動してきた。

1994年7月の金日成氏の死去後、金平日氏が帰国したのは数回しかないことがわかった。