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韓国統計庁は28日、北朝鮮の主要統計指標に関する報告書を発表し、北朝鮮の2019年の経済成長率は0.4%で、3年ぶりに増加に転じたとの推計を明らかにした。一方、韓国と北朝鮮の所得格差は27倍に広がったという。

報告書によると、北朝鮮の経済成長率は2017年(マイナス3.5%)、2018年(マイナス4.1%)とマイナス成長が続いていたが、3年ぶりに増加に転じた。2019年の北朝鮮の国内総生産(名目GDP)は35兆3000億ウォン(約3兆3300億円)と推計された。金正恩党委員長が旗を振った観光地区の開発に伴い、建設業が2.9%増加したことなどが影響したという。

一方、2019年の1人当たり国民総所得(GNI)は韓国が3744万ウォンで、北朝鮮(141万ウォン)の約27倍に達した。2009年に21倍だった南北間の所得格差は拡大傾向にある。