犯罪に対する処罰ではなく、権力基盤を固めようとしていた金正恩氏が、既得権力化していた彼らを除去しようとしたことによるものと思われる。
(参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為)その直後の同年8月、元駐英北朝鮮公使の太永浩(テ・ヨンホ)氏が韓国に亡命する事件が起きた。夫人は、呉氏兄弟の妹の呉恵善(オ・ヘソン)氏。その後の兄弟の動静は伝えられていない。「裏切り者」とされた特権階級の家族がどうなったか、今までの事例を考えると、答えはおのずと推し量られるであろう。
(参考記事:金正恩氏が1千人を処刑し家族ら2万人を粛清か…脱北高官ら証言)