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北朝鮮の金徳訓(キム・ドックン)内閣総理が20日、金剛山観光地区を視察した。朝鮮中央通信が伝えた。

金徳訓氏は高城(コソン)港海岸観光地区、海金剛(ヘグムガン)海岸公園地区、スポーツ文化地区などを見て回り、「金剛山地区を近代的かつ総合的な国際観光文化地区として整備するため、開発事業を年次別、段階別計画に従って推進」するよう述べた。

また同通信は、「現地での協議会では、総開発計画案が作成されたことに即して開発事業の順序を正しく定めて世界的水準のホテル、ゴルフ場、スキー場などの設計と施工で主体的建築思想と建設政策を徹底的に具現するための対策が討議された」としている。

金剛山観光はかつて、南北経済協力事業として進められたが、長期にわたり中断。金正恩党委員長は昨年10月に現地を視察し、「見るだけでも気分が悪くなる」として、韓国側が建設した施設の撤去と、新たな開発を指示した。韓国政府は今なお、金剛山観光を南北関係改善の足掛かりにしたい意向を持っているが、北朝鮮側がそれに呼応する気配はまったく見えない。