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最近、北朝鮮両江道恵山市の保衛員らが、相次いで自殺する事件が発生したと16日、伝えられた。彼らは金正恩の指示で行われている脱北者と関連した集中検閲や処罰を恐れ、自殺を選んだと見られると、消息筋は伝えた。

デイリーNKは、北朝鮮が今年2月、4月の2度に渡って、両江道などの国境地域で金正恩の支持による脱北者の検索と検閲が行われていると報じており、最近では、国境警備員らへの検閲が大々的に行われていると報じた。

恵山の消息筋は、「11日に(恵山市)ガング洞の担当保衛部員のシン・チャンハク(46歳)が事務所で自殺した。国境警備隊への検閲が行なわれている中、ある兵士が彼が密輸や脱北のほう助の見返りとして賄賂を受け取ったと証言し、処罰を恐れて自殺した」と伝えた。

消息筋によれば、4月にもウィヨン洞担当の保衛部員のキム・ドンギルが、担当区域に脱北者家族が多いという理由から保衛司令部の検閲組の調査を受けていたが、自宅で自殺する事件が起きた。当時、この保衛員は無念を訴える遺書を残したという。

この他にも、NK知識人連帯は、2月に麻薬1キロの取引が保衛司令部の検閲で摘発されたソンボン洞担当の保衛部員が逮捕されたが、その場で壁に強く頭突きを行って自殺したと伝えた。

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脱北と関連した検閲で保衛員の関連が明かされるケースや、相次ぐ自殺まで発生しており、保衛部は保衛部員を対象に独自の検閲を行っていると消息筋は伝えた。

消息筋は「保衛部が噂が広まらない様に動いている。近いうちに、中央党レベルで集中的な検閲が行われるとの噂が出回っており、雰囲気も殺伐としている」と話した。

洞保衛部員は、通常は1千世帯程を担当するという。洞には約40〜50人の人民班長と民主女性同盟の幹部がいるが、保衛部員は彼らを通じて住民動向の報告を受け、関連指示を出すなど、第一線の体制保衛を担当している。

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特に、中国と密輸を行っている密輸業者は、監視網から逃げるは難しいという。この為、賄賂で保衛部員を買収する動きが活発化しているという。ただ、脱北ほう助は珍しいケースであると消息筋と脱北者らは口を揃える。発覚すれば、本人と家族、親戚までも処罰されるからだ。

一方、保衛部員の相次ぐ自殺に、住民は冷ややかな反応を見せていると伝えられた。消息筋は「住民らは『表では住民を搾取する事で頭が一杯のくせに、裏ではもっと悪い事ばかりしている奴らだ』と罵っている」と伝えた。