北朝鮮は、先月9日の南北秘密接触で、韓国政府が北朝鮮に計3回の首脳会談開催を提案したと1日、明らかにした。
北朝鮮・国防委員会の報道官は、この日、朝鮮中央通信の記者との問答で、キム・チョンシク統一部政策室長、ホン・チャンファ国家情報院局長、キム・テヒョ大統領府秘書室対外戦略秘書官などが出席した秘密接触が行われたと明らかにし、「彼らは首脳会談の開催と関連したスケジュールを立てていた」と明らかにした。
これと関連し、「(韓国政府が天安艦・延坪島)2つの事件の問題が妥結されれば、5月下旬に首脳会談のための閣僚級会談を開いて合意事項を宣言し、6月下旬に第1回首脳会談を板門店で、第2回首脳会談を2カ月後に平壌で、第3回首脳会談は3月の核サミットの期間に開催する嵐閧?ァてており、この通りにして欲しいと懇願していた」と主張した。
「彼らは我々との最初の約束を破り、天安艦沈没事件と延坪島砲撃事件が南北関係の改善において、『乗り越えなければならない山』と言いながら、私たちの謝罪を引き出そうとする姑息な手段を使った」と話した。
特に「我々が、我々と無関係の事件や正当な自衛措置に対して謝罪を行う事は話にならないと拒否すると、南は『北の立場では謝罪で無く、南から見れば謝罪の様にみえる様な折衷案』を提案し、何とか譲歩してもらえないかと懇願していた」と明らかにした。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「我々がする必要の無い謝罪を前提とした最高位級会談は、議論する必要すらない。今すぐソウルに帰るように伝えると、彼らは李明博の任期が残り少ないという事と、南北関係で進歩勢力よりも保守勢力と手を握る方が有利だとしながら、何とかして接触を取り続けようと試みていた」と述べた。
「韓国は『我々の立場を少しは理解し、2つの事件について遺憾だけでも表明してほしい。マレーシアで再び会って、この問題を解決しよう。そして、首脳会談開催を即座に推進させよう』と述べ、賄賂を渡そうとしたが、下らない誘惑には乗らず、彼らは恥をかいた」とも述べた。
また「傀儡らは『南は北とは違って複雑だ。秘密接触が明るみになるとマズイので、秘密を必ず守って欲しい。李明博大統領の直接の指示による秘密接触であり、これを主管するヒョン・インテク統一部長官、情報院長、大統領秘書室長、現地に派遣されたスタッフ以外は誰も知らない。北朝鮮側も接触と関連した内容を必ず秘密にして欲しい』と重ねて懇願した」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面国防委員会の報道官は「李明博逆賊敗党が本当に北南関係を改善する意志がある場合は、そもそもそのもの『ベルリン提案』のような中傷を発言してはならず、非公開の接触の事実を歪曲し、信義のない公開を行う芝居も行ってはならなかった」と述べ、北にベルリン提案の真意を説明したという韓国政府の発浮???オた。
「全ての事実は、李明博逆賊敗党が政権末期に入り、北南関係を破綻させた責任を免れるために悪あがきをしているという事だ。我々は朝鮮半島の平和と統一、安定を確保するために、出来る限りのあらゆる努力を尽くすが、前後が違いだらしのない李明博逆賊敗党は、これ以上相手にしない」と述べた。