北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は3日、労働党の歴史は「指導思想と政治理念、政治方式も人民大衆第一主義」だと主張する論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
10月10日の朝鮮労働党創立75周年を前に、人民と労働党の結束を強調しながら、金正恩氏への忠誠心を高める狙いがあると見られる。
論説は、「敬愛する最高指導者、金正恩同志は、わが党の人民のために滅私奉仕する革命的党にたえず強化発展させていく人民の偉大な首領である」と指摘した。
また、「わが党の路線と政策は、1から10まで人民の願望と要求がそのまま含まれており、人民たちの皮膚と肉に直接触れる切迫して実質的な対策的な問題が具体的に明示されている」と述べた。
そのうえで、「わが人民は偉大な党の指導により、主体革命の最終的勝利を必ず達成するであろう」と強調した。