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26日午後2時20分頃(現地時間)に北京を出発した金正日の特別列車は、明日午前に丹東を通過して北朝鮮に帰国すると予想される。

北朝鮮の新義州と向き合っている丹東では、特別列車の到着が迫っている兆候が続々と捕捉されている。

午後3時の丹東駅周辺では、中国の公安当局の警戒態勢が強化される動きがキャッチされた。公安当局は駅付近で検問を実施している。また、丹東ー新義州の鉄橋での保安レベルも強化され、鉄橋をチェックしている姿も目立つ。

鉄橋の前にある中联ホテルと国門ホテルでは、宿泊客を部屋から退室させろとの指示が下された。ある宿泊客は「ホテル側から午後6時以降は、部屋を空けて欲しいとの要請を受けた。詳細はわからないが、緊急事態と言われた」と話した。

ホテル関係者は詳細な回答は避けつつも、「北朝鮮のスケジュールと関連しているようだ」とだけ説明した。

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特別列車の平均時速が70kmである為、丹東到着時刻は明日早朝や午前になると予想される。

帰国経路は入国時と同じ図們の通過なども取りざたされているが、訪中が長期間に渡って行われた点から最短距離での帰国が予測され、丹東ルートが最有力。

丹東ー新義州ルートは、北京から平壌に向かう最短ルートで、2000年以降の7回の訪中で5回が丹東経由で帰国した。

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2006年の丹東を通過して行われた訪中では、中国当局が中朝友好鉄橋・丹東税関・丹東駅を中心とした3重の警備体制を整えていた。特別列車が通過する3時間前に、電撃的に開始されていた。